ビール酒造組合は12日、7月分のビール市場動向レポートを発表した。同レポートは、同組合加盟の5社(アサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリー、オリオンビール)から報告されたデータをもとに作成されている。
平成20年7月課税移出(引取)数量数量(KL) | 函数(千函) | 前年比(%) | |
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国産 | 366,447 | 28,945 | 103.3 |
輸入 | 1,297 | 102 | 187.4 |
合計 | 367,744 | 29,048 | 103.4 |
※函数は大瓶換算1函=12.66リットルで算出
同レポートによると、7月は全国的に好天に恵まれ、特に西日本では1946年以降3番目の記録的な高温となったという。その影響もあって、課税移出数量で前年比103.4%と5カ月ぶりに前年を上回り、1月~7月累計では94.5%になっているとのことだ。
また、発泡酒の税制を考える会も12日、2008年7月分の発泡酒市場動向レポートを発表した。同レポートもビール酒造組合と同じ加盟5社から報告されたデータをもとに作成しており、それによると全国的な好天の影響からか発泡酒は課税移出数量で前年比104.2%となり、6カ月振りに前年を上回ったとのこと。1月~7月累計では、95.4%となっているという。