10月24・25日、両国国技館で開催予定の第1回「Pro Wres Expo 2008 in Japan」の発表記者会見が都内で行われ、主催のフリーバーズインターナショナルジャパンの大野禄太郎氏、スーパーバイザーとして蝶野正洋選手が出席した。

左からフリーバーズインターナショナルジャパンの徐錚氏、大野禄太郎氏(同)、スーパーバイザーの蝶野正洋選手、a-sense代表取締役前田健氏

「エキスポ」と銘打たれたとおり、世界各国から選手を招聘し、2日間3部構成で行われるという大規模なこの企画。主催者代表の大野氏は「非常にレベルの高い日本の"プロレス"を世界に発信したいと思い企画しました。プロレス界の起爆剤になれば」と意欲を見せた。

大野氏

また、なぜ今プロレスなのかということについて「仲の良くない国の選手同士がタッグを組めば、2つの国のファンが一緒になって応援するという図式が出来上がる。"プロレス"と"平和"は一見水と油のような関係に見えますが、この大会ではプロレスを通じて必ず平和のメッセージを世界中に伝えられると考えています」と力強く語った。

新日本プロレスの蝶野正洋選手はこの意向に共感し、スーパーバイザーに就任。「争いの中から生まれる平和をテーマにする、というのは今までのプロレスにはなかった発想。おもしろい企画だと思います。今はプロレス業界のわだかまり、垣根を見直すべき時。世界中にたくさん存在する未知の選手と戦いたい、戦わせてみたい、そう思いました。ルール、基準は回を重ねるごとに決めていきたい」と大会への全面協力を約した。

身振りを交えながら真剣に語る蝶野選手

両国国技館で2日間という日程で採算は取れるのか、という鋭い質問も飛んだが、大野氏は「自分たちのやりたいこと、ファンが見たいもの、レスラーたちからの声を反映させると、本当は1週間ぐらいやりたいところでしたが、2日間に凝縮しました。チケットもリーズナブルとは言えないまでもお手頃価格。これも一種のヒキになるのでは」と自信をのぞかせた。

出場選手に関しては現在交渉中。決定次第、オフィシャルサイトで随時発表される。また来年以降は日本を飛び出し、世界各国をサーキットする予定だが、現在のところ中国、インド、カタール、モスクワ等から問い合わせが入っているという。

奇しくも会見の行われた7月30日は力道山が日本プロレス協会を創設した「プロレス記念日」だった。「僕も今朝知ったんですけど(笑)」と大野氏