人力飛行機で空を飛ぶ"鳥人間"たちのバトル『第32回鳥人間コンテスト』(9月15日 19:00~放送 読売テレビ・日本テレビ系)に、"西のみのもんた"との異名をとる関西の人気司会者・宮根誠司が初参戦。12日、大阪・堺市内でフライト練習を行った。

今年の『鳥人間コンテスト』に初出場する宮根誠司

宮根は、自身が司会を務める情報ワイド番組『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビほか)のプロジェクトチーム「チームミヤネ屋」のパイロットとして、プロペラのない機体で飛行距離を競う"滑空機部門"に出場。パイロットは初体験という宮根だが、機体を製作したのは、滑空機など作ったことがない読売テレビの美術スタッフで、助走時に機体を支えて走るフライト補助も番組の制作スタッフが担当するなど、飛ぶことに関しては"未経験者"ばかりのチーム。そんな一大チャレンジの夢と期待を、宮根は一身に背負って空を飛ぶこととなる。

必死の形相で"鳥"になる特訓に励む宮根

7月26~27日に滋賀県・琵琶湖畔で行われる大会本番が迫ったこの日、羽根幅20m、重量約30kgの機体に初めて乗ったという宮根は、助走から離陸へと移る飛行シミュレーションに励んだ。過去の大会で記録を残している経験豊富なパイロットらに指導を受けるという頼もしいバックアップはあるものの、大きな機体と一緒に走りながらタイミングよく離陸するテクニックをものにするのは相当難しいよう。炎天下の中、宮根は汗だくになりながら何度も走り、トレーニングに全力投球していた。

炎天下のハードトレーニングで汗まみれ!

あわせて行われた会見で宮根は「機体がこんなに大きなものとは思いませんでした。すべてスタッフの手作りで、パーフェクトな出来であればあるほど、『ヤバイなぁ……』と重いものがのしかかってくる(笑)。でも、実際に走って練習してみて"浮く"という感覚がわかった。一瞬、鳥になったような気分で、爽快感がありました」と練習の感想を。また現在、体力作りと減量を兼ねた自主トレにも励んでいると話し、「朝は屈伸を50回、『ミヤネ屋』の楽屋でも腕立て伏せ40回やって鍛えていますが…なかなか痩せないですね。今、体重は73~4kgありますが、70kgぐらいには落としたい。これから大会まで、絶食に近い状態でがんばってみようかと思います(笑)」とボクサー並の? ハードな試練も辞さない覚悟を見せた。そして本番での目標は「昨年の大会に出場したプロボクサー・徳山昌守さんの記録・250mをなんとか超えること」とも。2週間後に迫る大会に向け、宮根は「過去の大会で、機体もろともぐちゃぐちゃになって落ちてる人のイメージが強いんですが、あれにはなりたくないと思ってます(笑)。強力なプロジェクトチームを組んでいただいて、普通に飛べば優勝圏内と言われ(笑)、とてもプレッシャーを感じていますが、45歳の体にムチ打ってがんばります!」と意気込みを話していた。