ダイエットの情報源はテレビと雑誌 - マイボイスコム調査

マイボイスコムはこのほど、ダイエットに関するインターネット調査を実施し、「8割の人が自分の体型を気にしている」などとする調査結果を発表した。回答したのは同社リサーチコミュニティ「MyVoice」の登録メンバー1万4,041人。

同調査では、この4月から開始された「特定健康診査・保険指導」(メタボリック健診)にちなみ、ダイエット経験やダイエットの情報源や「メタボリック健診」の認知などについて聞いた。

調査によると、「自分の体型を気にしている」「やや気にしている」と答えた人は実に78.3%で、約8割に上ることがわかった。「ダイエットをしたことがある」もしくは「現在している」と答えた"ダイエット経験者"も回答者総数の6割という結果に。

ダイエットを行う際の情報源としてもっとも多く挙がったのは「健康特集テレビ番組」(44.8%)で、「雑誌記事」(31.7%)、「家族・友人・知人」(28.7%)と続いた。一方、「医者・医療機関」「スポーツクラブの店頭・指導員」はいずれも6%台に留まり、ダイエットの専門家を情報源とする人が少ないことを示している。

「メタボリック健診」の認知度は、「聞いたことがある」を含めると9割に上り、思いのほか浸透していることをうかがわせる結果となった。メタボリック健診を認知している人に同検診は生活習慣病予防に効果があると思うかを聞いた結果では、「効果がある」との答えが41%で、「効果はない」の24%を上回った。しかし、「どちらとも言えない」と効果を計りかねている人も約35%おり、難しい制度よりもすぐに効果が出そうなテレビや雑誌のダイエット情報に期待する心理が表れているといえそうだ。