大政絢 1991年2月4日生まれ(17歳)。北海道出身。O型。『SEVEMTEEN』(集英社)専属モデルとして活躍。ショートドラマ『TOKYOかしましガールズ』(BS-i 2006年)で女優デビュー。連続ドラマ『ケータイ刑事 銭形海』(BS-i 2007年)に主演。6代目ケータイ刑事を演じ注目を集める。他の主演ドラマに、『新耳袋 絶叫編 ぶぅん・ぎぃ』(BS-i 2008年)、『東京少女 大政絢』(2008年)など。最新出演作は織田裕二主演の『太陽と海の教室』(フジテレビ系 7月21日放送開始)。他の出演作品に『花より男子2』(TBS系 2007年)、『ハチワンダイバー』(フジテレビ系 毎週土曜23:10~23:55)、映画『TOPLESS』(2008年)、『NEW TYPE ただ、愛のために』(2008公開予定)など。特技はテニス

次世代の美少女たちがひと月ごとに交代で主演を務めるドラマシリーズ『東京少女』(BS-i 毎週土曜 23:00~23:30)。山下リオ、水沢エレナ、桜庭ななみに続き、7月5日からヒロインを演じるのは女優・大政絢。17歳の大政絢が『東京少女 大政絢』に賭ける想いを語ってくれた。

――『東京少女』の新ヒロインに選ばれましたが、どんな気持ちですか?

大政絢(以下、大政)「私、『東京少女』に主演した山下リオちゃんや水沢エレナちゃんは、週一回ぐらいで会ったりするお友達なんです。だから、友達が主演してる作品という感じで『東京少女』には凄い興味があったんです。私に主演のお話が来たときには、本当に驚きましたね」

――『東京少女』は、タイトルにも大政さんの名前も入っていますね。

大政「タイトルに自分の名前が入るなんて、もちろん初めてですし、最後になるかもしれないじゃないですか(笑)。一生に一度のことかもしれないので、本当に嬉しいですね」

――今回、大政さんは4人の"絢"を演じたのですが、4役を演じ分ける難しさは感じましたか?

大政「4つの役の切り替えは、できたと思います。でも、同じ日に別々の話を収録していた時は『あれ、今、どっちの絢を演じてるんだろう?』なんて混乱する時はたまにありましたけど(笑)」

――4人の絢にはどんな印象がありますか?

大政「第4話は全編アドリブだったんですよ! 台本もなくて、共演者も誰かわからない状態で演じたので、素の自分が出てると思います」

――それは凄い設定ですね。

大政「ひとつの部屋の中で、そこの住人とやりとりするという設定だけあったんですけど、部屋に入ったら中に居たのが『ケータイ刑事』で共演させて頂いた松崎しげるさんと大堀こういちさんだったので、とにかく驚きました(笑)。おふたりと再会するのも久々だったので、嬉しかったです」

――他のエピソードに関してはどうですか?

大政「第1話から第3話の絢は、現実の私とはまったく違う性格でしたね。第1話の絢は携帯小説で嘘ばかり書いている少女で、第2話はほとんど台詞のない暗い少女でした。第2話の撮影中は役に入り込み過ぎて、私自身もズドーンって落ちてしまいました(笑)」

――第3話はどうでしたか?

大政「もう、これは凄いですよ、服部絢蔵という女忍者の役なので、はっちゃけまくってます。第2話と第3話の収録が同じ日だったので、本当に大変でした(笑)」

――第3話は衣装も完全にコスプレの世界ですよね。

大政「私が過去に演じた役では、一番ハイテンションなので、楽しみにしてください(笑)」

『東京少女 大政絢』

第1話 幸福荘ものがたり

第2話 100万回の孤独

第3話 恋忍者☆服部絢蔵

第4話 エチュード『秘密』

――大政さんはこれまで、様々なジャンルの作品に出演して、色々な役柄を演じてきました。今回も4人の少女を演じているわけですが、どんな役が一番自分に合っていると感じますか?

大政「今の私はどんな役を演じていても勉強になるし、演じることが楽しいです。だから、これからも色々な役を演じたいですね」

――今回の『東京少女』の注目点を教えてください。

大政「今回の『東京少女』は、4話とも同じ部屋が舞台になっていて、4人の少女が違う時期にその部屋で暮らしていたり、その部屋を訪れたりしているという設定なんです。その繋がりを見て楽しんで欲しいですね」

――独立したエピソードに、それぞれ関連性があるんですね。それでは大政さんの『東京少女』を楽しみにしている読者に、ひと言お願いします。

大政「この『東京少女 大政絢』で、今までにない新しい私を見ていただけると思います。それを楽しんでいただけたら嬉しいです」