"3の倍数でアホになる"のネタでブレイク中のお笑い芸人・世界のナベアツが24日、インターネットサービス『みんなのテレビ』の開局を記念した発表会見に出席した。

「オモロー!」でお馴染み、世界のナベアツが登場

『みんなのテレビ(通称、みんテレ)』はSo-netが新たに始めるユーザー参加型サイト。テレビに関する一般ユーザーからのクチコミ、関係者による番組情報や著名人のコラムを1カ所に集め、テレビ番組の視聴をもっと積極的に楽しめる「テレビより面白いテレビ番組ガイド」を目指す。世界のナベアツも『みんテレ』開局祝いの動画コメントを寄せるほか、自身のブログも更新していく。

ローラースケートアイドル『光GENJI』解散から時を経て、竹馬に乗って熱唱する新しいスタイルのアイドルが誕生した、というネタに端を発するブログを始めたナベアツは「アイドルになっていく過程を紹介していきたい。紅白に間に合うよう大物アーティストに曲を作ってもらってメインボーカルを務めます」と大まじめに宣言。竹馬アイドルの大ヒットを祈願すると共に、ブログが掲載される『みんテレ』について「2年、サン年! と続いていってほしい」と得意の"3の倍数でアホになる"ギャグで会場を沸かせた。

"3の倍数"で笑いをとるナベアツ。突然振られて慌てる場面も

また、かつてテレビ番組の放送作家として年収1億円を稼いでいたとされる噂についてナベアツは「それはありえない。そんなに貰っていたら芸人にならないですよ!」と苦笑いで否定。担当していたテレビ番組は3本程度と答えるが、「何本ですか?」と訊き返され、慌てて「サン本!」と答え直す一幕も。最近の悩みを訊かれると、「奥さんが突然、丸坊主になったんですよ。毛根をリセットすると言って、エキセントリックな行動に出ました(笑)」と語り、場内の笑いを誘っていた。

写真左から、五月女ケイ子(脱力劇画家)、住正徳(デジタルビイム代表)、荻上チキ(メディア論批評家)、ペリー荻野(コラムニスト)、ナベアツ