ホテルグランヴィア京都は4月1日、京都に本店を構える日本茶の老舗「一保堂茶舗」(いっぽどうちゃほ)にて開催される「日本茶の味わい教室」をセットした宿泊プラン「日本茶の味わい教室 宿泊プラン(全3期)~京老舗 一保茶舗で学ぶ~」を発売する。期間は2009年3月31日まで。

「一保茶舗本店」の外観と内観。創業当時は「近江屋」という屋号だったという

京都・寺町二条にある一保茶舗本店は、1717年創業の日本茶専門店。同プランではそんな日本茶の老舗で、お茶の淹れ方や味わいを学ぶことができるという。同プランは2007年にも提供され、人気を集めたことから通年での商品化になったとのこと。

「日本茶の味わい教室」イメージ写真

教室のテーマは時期によって異なり、「煎茶編」は4月1日~6月30日。新茶の収穫期を迎える季節ならではの企画として、新茶と煎茶の違いにも触れながらお茶に対する知識を深めることができるという。7月1日~9月30日は「玉露編」で、お湯で淹れる基本作法に加え、氷を使った手法も体験できる。最終期となる「抹茶・番茶編」は10月1日~2009年3月31日。茶道のイメージが強く、敷居が高く感じられる抹茶を"毎日の生活で気軽に楽しむ"をコンセプトに、手軽に点てるコツを教えてもらえるという。番茶に関しては、一保堂茶舗の番茶類の特徴や味わいについて教わることができる。

同社マーケティンググループによると、「お茶は日本人にとって馴染みの深いもの。昨年は、多くのお客様が『プロに教わって淹れたお茶は格別だ』と驚いていらっしゃいました。また、『それぞれの茶葉に応じた淹れ方を教わることができ、とても新鮮だった』という声もあり、大変好評でした」と話している。

料金は1万8,000円(1室2名利用時の1名料金)~。なお、料金には「日本茶の味わい教室」(約90分間)と同ホテル1泊分の宿泊料金(朝食付き)、一保堂茶舗までのタクシー代(往路のみ)が含まれている。