Office 2008 for Macの新機能「エレメンツギャラリー」は、PowerPoint 2008でも大きな力を発揮する。スライドを切り替えるときの表示オプションはその1つで、見る者に大きなインパクトを与えるプレゼンテーションに仕上げることが可能だ。

利用する場合は、エレメンツギャラリー表示時に「画面切り替え」を選択、表示された6種類の表示効果の中から「3-D」を選択する。続いて、立体と平面が異なる方向から回転する計8種類の画面切り替えスタイルの中から任意の形式を選択すれば、現在編集中のページに適用される。ボタンをクリックすると適用後の様子がテスト表示されるので、その中から好みのスタイルを選べばいいだろう。

エレメンツギャラリーから3D風の画面切り替え効果を選択できる

なお、3Dなどの表示効果は高いCPU負荷がかかるため、バックグラウンドで再生中のオーディオが中断されるなど、パフォーマンス低下による悪影響を受けることがある。低スペックなマシンでスライドショーを実行する可能性がある場合には、表示効果を無効にするか、より負荷の軽いものに変更した方がいいだろう。