VBAのサポートが廃止されたことにより、Excel 2008ではデータ入力用フォームを自作する、といったカスタマイズの方法が様変わりした。自動化作業は、基本的にAppleScript / Automatorを使うことが推奨され、これまで蓄積されたVBAの資産は残念ながら利用できない。

だが、VBAを使わなくても入力作業の省略化は可能だ。日付(年 / 月 / 日)や性別など、入力される値が予測可能なデータの場合、Excel 2008の「入力規則」の機能を利用すると、ドロップダウンリストの操作により入力作業を行えるようになる。

例として、性別の入力をドロップダウンメニューで行うための入力規則の設定手順を紹介しよう。まずは入力候補 (男 / 女) を適当なセルへ入力する。次にデータを入力したいセル範囲を選択し、その状態で[データ] → [入力規則...]を選択する。そして「設定」タブの「入力値の種類」で「リスト」を選び、「元の値」欄へ入力候補があるセル範囲を指定し、[OK]ボタンをクリックする。これで、入力規則を設定したセルを選択すると、右横にプルダウンメニューが現れ、「男」か「女」かを選べるようになるはずだ。

ドロップダウンメニューで入力作業の効率化を図る