Office 2008 for Macでは、より"Macらしい"インタフェースに進化している。Mac OS Xのアップデートにも対応、Office 2004のときには見られなかった操作性が実現されている。

環境設定パネルも一新。Office 2004では、カテゴリ名がパネル左端に表示されるシンプルなデザインだったが、Office 2008ではシステム環境設定などと同じ、Mac OS X標準のデザインに変更された。Spotlightにも対応しているので、設定を変更したい項目名や関連キーワードを検索フィールドへ入力すれば、目的のパネルが表示される。ヒットした項目が強調表示されるなど、外観もMac OS Xらしいものだ。

Word 2008の環境設定パネル。このように、機能名で検索することが可能

ただし、検索機能が用意されているのはWord 2008とExcel 2008だけ。PowerPoint 2008の環境設定パネルは、Macらしいアイコンを用いたデザインに変更されたものの、検索フィールドは用意されていない。Entourage 2008については、Entourage 2004の環境設定パネルとほぼ同じデザインだ。

Entourage 2008の環境設定パネルのデザインは、前バージョンと同様