東京オートサロン2008が面白いのは、メーカーやショップだけでなく学生の作品も展示されていることだろう。中ホールにNATS日本自動車大学校、西ホールに埼玉自動車大学校、埼玉工業専門学校、静岡工科自動車大学校のブースがあり、学生達の卒業製作でもあるカスタムカーが展示されている。展示スタッフは実際に制作した学生さん達。車両について質問すると、車両に対する熱い思いや苦労話などが聞けるかもしれない。メーカーやショップとは違い、新鮮な印象だ。

NATS日本自動車大学校 ダットサン トラックをベースに制作。今年7月頃から8人で制作したという

NATS日本自動車大学校 イタリア語でカエルを意味する「ターレ」と命名。ベース車両にはミゼット2を採用した

埼玉自動車大学校 スズキのキャリーをベース車両にした軽自動車セーフティーローダー。乗っているATVは、フルカウル化を施し、ロングスイングアームで走行性を向上させた

静岡工科大学校 ボディは初代キャロル、シャシはジムニーというコンセプトカー

ボディデザインと制作を三菱自動車とGIA学生による共同プロジェクトで手がけたコルト ラリーアート バージョーンR GIAスペシャル