シマノは、メバルのルアーフィッシング用のロッド「ソアレ オシア」6タイプと「ソアレ ソルティ-ショット」4タイプを発売した。各タイプともに、メバル釣りでは重要とされるティップ(ロッドの先端)に「タフテックソリッド」や「パラレルチューブラー」といった最新技術を導入しているという。

ソアレ オシアからはSモデル「S703ULS」(40,500円)、「S706ULS」(41,500円)、「S709ULS」(42,500円)の3タイプと、Tモデル「S706ULT」(41,500円)、「S709ULT」(42,500円)、「S806ULT」(44,500円)の3タイプが登場(価格は全て税抜)。

「ソアレ オシア S706ULT」

ソアレ ソルティ-ショットからもSモデル「S700ULS」(17,700円)、「S706ULS」(18,700円)の2タイプと、Tモデル「S706ULT」(18,200円)、「S800LT」(19,200円)の2タイプが発売となった(価格は全て税抜)。

「ソアレ ソルティーショット S706ULT」

メバルのルアーフィッシング用ロッドには、軽いルアーを遠投できる性能や、小さなアタリを感じることができる感度、ルアーに食いついたメバルを確実に針掛かりさせる食い込み(ノリ)のよさなどが求められる。ソアレ オシアとソアレ ソルティ-ショットは、「タフテックソリッド」や「パラレルチューブラー」といった最新技術をティップ部分に導入し、前述の性能を実現しているという。

※「ソリッド」と「チューブラー」は、共にカーボン素材のロッド製法。チューブラーは断面が空洞になっているのに対して、ソリッドは断面に空洞がない。一般的にチューブラーは軽くて感度がよく、ソリッドは食い込みがよいとされている。

タフテックソリッドを採用したSモデルは、ティップに新素材タフテックを採用し、従来比約2.5倍の折れにくさを実現するとともに、高感度と食い込みの良さを実現したとのこと。また、ソリッドの弱点とされていたキャスティングのしにくさも改善されているという。

「パラレルチューブラーを採用したTモデルは、先端から約14cmまでがノーテーパー(太さが変化しない)のため、従来のチューブラーよりも柔軟に仕上がっています」(同社広報)。チューブラーの長所である感度のよさや軽さ、投げやすさを残しつつ、弱点とされていたフッキング時の弾きを大幅に解消しているとのことだ。