日産自動車は、日本における新型「ニッサン(NISSAN) GT-R」の先行予約が受付開始以来、2ヶ月足らずで月販目標200台の11倍を超える2,282台に達したと発表した。「ニッサンGT-R」は12月6日より日本において発売が開始される。また、10月2日に発売された新型「スカイライン クーペ」についても、月販目標200台に対して2,400台を超える注文を受けているという。

ニッサンGT-R

スカイライン クーペ

「ニッサンGT-R」および「スカイライン クーペ」は、スポーツカーファンを中心に好評を博しており、日産スポーツカーの復活が歓迎されているという。「ニッサンGT-R」は先行予約開始時に専用Webサイトが立ち上がるなど、戦略的に情報が提供されており、同サイトでは10月24日の「第40回東京モーターショー」のプレスデーと同時期に全ての情報が開示された。また同ショーで実物が初めて一般に公開されている。

「ニッサンGT-R」「スカイライン クーペ」のマーケティング・ダイレクターである加治慶光氏は、「日本のお客さまが今回の新型スポーツカーの登場に共感していただいたことに、励みを感じます。日産はお客さまに対して情熱的な車を提供し続けてきた歴史があり、両モデルがが多くのお客さまのショールームへのご来場を促す呼び水となったと思います」と述べている。

「ニッサンGT-R」の購買層を年齢別に見ると、60%の購入者が50歳未満であり、グレード別では最上級グレードであるプレミアムエディションが、ボディーカラー別ではホワイトパール(全体の27%)が最も人気を得ている。

「スカイライン クーペ」の人気ボディーカラーもホワイトパール(全体の20%)で、グレード別では「370GT Type S/SP」が70%を占めている。購買層は全体の52.1%を50歳未満が占めている。