三菱自動車、パジェロに3L V6モデルを追加し一部改良

三菱自動車は、「パジェロ」の4ドアのロングボディにV6 3Lエンジンを搭載した「GR」、2ドアのショートボディには、ベーシックグレード「VR」と豪華な装備の最上位グレード「SUPER EXCEED」を追加した。また、ロングボディの「SUPER EXCEED」「EXCEED-X」「EXCEED」「ZR」、ショートボディの「VR-I」は一部を改良して発売を開始した。

パジェロ「GR」は、従来モデルの「ZR-S」をベースに3L V6エンジンを搭載し、フロントグリルとヘッドライトエクステンションをブラックからメッキに変更、ドアミラー、ドアアウターハンドル、ホイールリップモールをボディ同色にして、サイドステップを採用するなど、3.8L V6エンジンを搭載する上位グレードと同様の外観にしたのが特徴。価格は5速MTが285万6,000円、スポーツモード付き4速AT INVECS-IIが296万1,000円。

パジェロ「VR」は、従来グレードの「VR-I ベーシックパッケージ」に準じた装備として価格を抑えたモデル。価格は、5速MTが241万5,000円、スポーツモード付き4速AT INVECS-IIが252万円。

パジェロ「SUPER EXCEED」は、従来ロングボディのみのグレードだったが、ショートボディにも新設された。従来設定の「VR-II」をベースに、ヘッドライトエクステンション、ドアアウターハンドル、ドアミラーにメッキ処理を施したほか、18インチ10本スポークアルミホイールや、木目調パネルやブラックの内装、ショートボディ専用プレミアムサウンドシステム、レインライトセンサーを採用した。価格は392万7,000円。

同時にロングボディの「SUPER EXCEED」にも改良が施され、オートライト機能と、雨滴感応ワイパー機能を統合したレインライトセンサーが採用された。

そのほか、「EXCEED-X」「EXCEED」は、フロントスキッドプレートとリヤバンパーアンダーカバーをブラックからシルバーに変更したほか、「EXCEED-X」にもレインライトセンサー搭載、EXCEEDにはボディ同色スペアタイヤガードを採用し、フロントフォグランプも追加した。パジェロ「ZR」は、従来グレードの「ZRベーシックパッケージ」に準じた装備として価格を抑えた。「VR-I」は、ドアアウターハンドル、ドアミラー、ホイールリップモール、サイドステップをボディ同色とした。