カワサキモータースジャパンは、10月27日より幕張メッセで開催される「第40回東京モーターショー2007」に出展するモデルを公開した(出展は川崎重工業より)。スペックなどの詳細は公開されていない。

Ninja 250R

今回のカワサキブースは大きく2つに分けられ、「Ninja 250R」や「KLX250」など、カワサキのイメージカラーであるライムグリーンを配したモデルを中心に展示したステージと、フルモデルチェンジした「Ninja ZX-10R」や、スーパーツアラー「1400GTR」などのビッグスポーツモデルを中心としたステージで構成するという。

「Ninja 250R」は、伝統の「Ninja」のスタイリングと、扱いやすいパッケージを融合した日本初公開となるニューモデル。"Rider Friendly"な水冷DOHC2気筒エンジンとコンパクトで扱いやすいシャーシなどにより、都会でも郊外のワインディングでも、ライダーを満足させるという。サーキット仕様車も展示される。

「D-TRACKER X」は世界初公開となるモデル(写真未着)。モタードモデルだが、インジェクションシステムや、専用に設計された足回りを採用するなど、従来の「D-TRACKER」よりも装備を充実させているという。

「KLX250」はエンデューロレーサーを基本にした本格的なデュアルパーパスモデル(写真未着)。軽量でコンパクトな車体と、新たに採用されたインジェクション、パワフルなエンジン、見直されたサスペンションなどが搭載される。

Ninja ZX-10R」は、フルモデルチェンジしたカワサキ・スーパースポーツのフラッグシップモデル。サーキットでのパフォーマンスを重視し、ライダーとマシンが双方向にコミュニケーションできるパッケージを高い次元で実現、新たなる性能を追求した。

Z1000

ZZR1400

1400GTR

Ninja ZX-RR

Z1000」は、2002年のインターモトでデビューしたモデル。2007年モデルでフルモデルチェンジを行なった。

「ZZR1400」は長年高い評価を得てきたZZRシリーズのフラッグシップモデル。アルミモノコックフレームのコンパクトな車体に、1,352ccの並列DOHCエンジンを搭載している。2008年モデルは、各部のアップデートを行なった。

「1400GTR」は"トランスコンチネンタル・スーパースポーツ"というコンセプトのツアラーモデル。シャフトドライブ、パニアケース、電動スクリーンなどのツーリングアイテムを装備しながら、高いスポーツ性能も併せもっている。

そのほか、カワサキの各ワークスマシンも展示される。MotoGP参戦マシン「Ninja ZX-RR」は、#14 ランディ・ドゥプニエ選手仕様が展示される。「KX450F」は#7 ジェームス・スチュワート選手仕様で、AMAスーパークロス、FIMワールドスーパークロスGPで優勝したマシン。#331の「KX250F-SR」は全日本モトクロス選手権に参戦している新井宏彰選手仕様。

カワサキブースのイメージ

カワサキブース配置図