POLAでは5日より、「POLA COLLECTION 2007 花ひらくアール・ヌーヴォー-ガラス工芸と女性のよそおい-」を、ポーラ銀座ビル2階、3階にあるポーラミュージアムアネックスとポーラ化粧文化情報センターにて開催する。期間は11月18日まで。

エミール・ガレ「薔薇文ランプ」POLA・COLLECTION

アール・ヌーヴォーとは、19世紀末から20世紀初頭にかけてのヨーロッパにて工芸品やポスター、建築物などに用いられた手法や傾向のこと。日本美術の影響を受け、曲線の美しさを強調した装飾性などが特徴として挙げられる。

同展では、「アール・ヌーヴォー様式の花」をテーマに、約70点の作品を展示。エミール・ガレやドーム兄弟など代表的な作家たちのガラス工芸品などの他、近代日本やヨーロッパにおけるアール・ヌーヴォー様式の化粧道具や髪飾りなども鑑賞でき、女性たちの美意識の変化を感じ取ることができる。

「アール・ヌーヴォー風鏡台」POLA・COLLECTION 大正時代に作られた鏡台

「花文洗面セット」POLA・COLLECTION 近代の化粧道具として作られたもの

入場料は無料。開館時間は10時~19時、最終日は10時~17時まで、会期中は無休。なお会期中は毎日先着50名に、花の香りがするフレグランスボディシャンプー「ポーラオード・フルール(ミニチュアボトル30ml)」を1本プレゼントする。