NTTコミュニケーションズのISP「OCN」が提供する無料動画番組「Talking Japan」において、俳優・柳楽優弥さんの独占インタビューが5日より配信されている。番組では、15日公開の主演新作映画『包帯クラブ』においての役作りや映画に対する思いを大いに語っている。配信帯域は3Mbps、300Kbps、64Kbps。

14歳でカンヌ国際映画祭・最優秀男優賞を受賞した柳楽優弥さん

柳楽優弥さんは、映画『誰も知らない』(2004年)で、第57回カンヌ国際映画祭・最優秀男優賞を受賞した実力派俳優。同映画祭における俳優部門賞受賞は日本人初であり、14歳での受賞は史上最年少記録だという。

受賞後も数々の話題作に主演してきた柳楽さんであるが、今回の映画『包帯クラブ』の役柄について、「イメージを壊したかった時に、グッドタイミングで来た役」だと語った。

15日公開の最新作『包帯クラブ』で主役のディノ役を演じた

柳楽優弥さん主演の映画『包帯クラブ』は、インターネットを通じて投稿された"傷ついた出来事"をもつ人々に替わって、傷ついた場所に包帯を巻くという活動を行っている高校生たちの物語。他人の心を癒すために奔走する若者を描いた作品である。

柳楽さんが演じるディノは、変な関西弁を操り突拍子もない行動をとるが、その言動の裏に深い傷を秘めているという男子高校生。その複雑な内面を理解するため、ガムテープで作ったストラップにギターをぶら下げ街を練り歩き独自の役作りを行ったという。そんな演技や映画に対するストイックな姿勢が感じられるエピソードや、「これまでの現場で培ったものを結実させることができた」と語るなど、真摯でありながら時にユーモラスさを交えたインタビューになっている

右からインタビュアーの沢田康彦氏、ゲストの柳楽優弥さん、アシスタントの松岡洋子さん

OCN会員限定の特典として、9月5日~9月19日の期間限定で未公開シーンを含む「TalkingJapan ディレクターズカット」の視聴が可能。また、柳楽優弥さん直筆サイン入りの映画『包帯クラブ』プレスシートを3名にプレゼントする企画も実施している。