ダイムラー・クライスラー日本は、新世代ディーゼルエンジン搭載モデル「メルセデス・ベンツ E 320 CDI アバンギャルド」(セダンとステーションワゴンの合計)の受注台数が累計1,000台を超えたと発表した。同モデルはEクラス全体の約15%に達している。

受注台数が累計1,000台を超えた「メルセデス・ベンツ E 320 CDI アバンギャルド」

「E320 CDI アバンギャルド」は、ヨーロッパにおける乗用車の主流であるコモンレールディーゼルエンジンを搭載したモデル。ピエゾインジェクターを用いたCDI(コモンレール・ダイレクト・インジェクション)や、VNT(バリアブル・ノズル・タービン)ターボチャージャーなどのテクノロジーを駆使し、5リッタークラスのガソリンエンジンに匹敵する優れた動力性能と静粛性、2リッタークラスガソリンエンジンなみの燃費経済性を兼ね備えているとしている。

また、綿密な燃焼制御や酸化触媒、高性能DPF(粒子状物質除去フィルター)を採用し、同排気量のガソリンエンジンよりはるかに少ないCO2排出量と、現行の自動車NOx・PM法をクリアした唯一のディーゼル乗用車でもある。なお、E320 CDI アバンギャルドは日本全国で登録が可能。