髪の生え方を競う「第7回 発毛日本一コンテスト」が9日、東京国際フォーラムにて行われた。主催は毛髪クリニック リーブ21。コンテストには、同社の施術を受けて発毛した57人が出場。優勝者には賞金300万円、準優勝者には100万円が贈呈された。この栄冠を勝ち取ったのは……。

発毛日本一コンテスト

同コンテストには、全国から470人がエントリー。審査は、歌手の瀬川瑛子さん、作家の筒井康隆氏、早稲田大学名誉教授の大槻義彦氏など7名が務めた。第1次審査では出場者の挨拶とピーアールを踏まえ、発毛量と完成度が審査された。会場には2,600人が来場し、支援者や家族が横断幕を掲げたり声援を送っていたりした。

個性的なピーアールが続く

審査員が出場者をみつめる

横断幕を掲げ、大きな声で声援を送っていた

最終審査では、選考に残った12人それぞれの発毛体験談やエピソードが紹介された。優勝したのは岐阜県在住の会社員、中坪淳さん(33)。中坪さんが薄毛に気が付いたのは5年前、本格的に脱毛したのは3年前で食生活が不規則になったことが原因だったという。"かつら"より"発毛"を望み、リーブ21に通い始めた中坪さん。施術を開始して9カ月後に新毛が生え始めて、また脱毛する前の自分に戻れると実感し希望をもつことができたという。

中坪さんは優勝賞金300万円を手にしたが、「まだ発毛への挑戦は終わっていません。途中ですから」と気を引き締めていた。また、準優勝の佐藤舞さん(33)は、第2子を妊娠すると同時に円形脱毛になり、出産時にはほとんどの髪を失くしたという。「再び発毛して嬉しい」と涙を浮かべていた。

審査結果を発表する瀬川瑛子さん

和田さんからエールを送られる中坪さん

中坪さんは、まだ発毛途中とのこと

最終審査進出者と審査員ほか

審査の合間には、イメージキャラクターの和田アキ子さんが登場。司会の峰竜太氏と絶妙な掛け合いでトークを繰り広げた。また、特別講演として審査委員長 羽間鋭雄氏(健幸教育研究所)による「老化防止から若返りへ - 筋肉には心がある - 」と題した講演などが開かれた。

発毛談義で花を咲かす2人