• H3ロケット6号機(30形態試験機)の第2回燃焼試験の様子 出所:H3ロケット6号機(30形態試験機)第2回1段実機型タンクステージ燃焼試験(CFT) (JAXA公式YouTubeチャンネル)

    H3ロケット6号機(30形態試験機)の第2回燃焼試験の様子 出所:H3ロケット6号機(30形態試験機)第2回1段実機型タンクステージ燃焼試験(CFT) (JAXA公式YouTubeチャンネル)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケット6号機(30形態試験機)の新たな打上げ日時を6月12日に決定した。打上げの予定時間帯は9時53分59秒~11時52分46秒で変更はなく、種子島宇宙センター 大型ロケット発射場から打上げる。予備期間は6月13日~同月30日、7月9日~7月31日。なお、当日の打上げ可否については、天候状況などを踏まえて引き続き確認するとしている。

  • 種子島宇宙センターの週間気象情報(期間:6月10日~6月16日、6月9日発表)

    種子島宇宙センターの週間気象情報(期間:6月10日~6月16日、6月9日発表)

当初は6月10日に打上げ予定だったが、当日の天候悪化予想を理由に延期を決定。新たな打上げ日が決定次第アナウンスするとしていた。

H3ロケット6号機は既報の通り、固体ロケットブースター(SRB-3)を装着せず、第1段の液体燃料エンジン「LE-9」を3基に増強するなど、日本の大型ロケットとして前例のないスタイルを特徴とする“30形態”(さんぜろけいたい)の試験機という位置づけ。同ロケットを低コストで打ち上げるための“切り札”とされる。

6号機では、「ロケット性能確認用ペイロード」(VEP-5)を搭載して飛行実証を行うとともに、小型副衛星6基の軌道投入も実施。また、2025年12月のH3ロケット8号機打ち上げ失敗を受け、その主要な原因と見られている衛星搭載アダプタ(PSS)に関してフライトデータを追加取得し、原因究明結果の裏付けに役立てることにしている。