JR東日本といえば、誰もが真っ先に思い浮かべるのは鉄道事業でしょう。しかし、JR東日本の事業はそれだけに留まりません。実は不動産業や旅行業、広告業など、さまざまな事業を展開しており、多様な人材が活躍しています。

そんなJR東日本のプロジェクトや、入社した後のキャリアなど、多くの可能性について触れることができるイベント「RAIL TO NEXT」が、昨年に続いて開催されました。今回は主に2027年卒の学生を対象に、仙台会場と東京会場で開催! 両会場とも、夏のインターンシップ前とあって大きな盛り上がりをみせました。

  • 6月15日(日)に開催された東京会場の様子

本記事ではそんな「RAIL TO NEXT」東京会場の様子をレポート! メインステージで行われたスペシャルトークセッションに登壇した執行役員 人財戦略部長の井口 亮資氏へのインタビューもお届けします。

  • 6月8日(日)に開催された仙台会場の様子

会場は満員! 大盛況の「RAIL TO NEXT」

ベルサール高田馬場で開催された「RAIL TO NEXT」。当日は梅雨時にもかかわらず約1,200名の学生が会場を訪れ、終始大盛況のイベントとなりました。
採用担当の谷氏は、「就職活動が本格化する前のこの時期に単独でイベントを開催するケースは稀。学生の皆さんが早めに企業を知る機会を提供したかった」とイベントの開催意図を説明。訪れた学生に伝えたいこととして、「せっかく興味を持っていただけたので、JR東日本がどんな会社なのかを知っていただきたい。イベントは、Webサイトだけでは見えてこない事業の詳細や、会社の雰囲気について知る絶好の機会です」とコメントしました。

8つのブースでJR東日本の取り組みを紹介

会場には、プロジェクト別に8つのブースが展開。社員が登壇し、学生と近い距離でJR東日本が推進しているプロジェクトの内容ややりがいなどを伝えました。

スマートメンテナンス

  • スマートメンテナンスブースの様子

JR東日本の主事業である輸送サービスを支える根幹であり、保守・監理を担当する事業がスマートメンテナンスです。ブースでは具体的な仕事内容の紹介のほか、AIなどの先進技術の活用についても解説していました。

メンテナンスは地味な印象を持たれがちな仕事ですが、ブースでの説明を通して、輸送サービスに与える影響力の大きさを学生の皆さんに知ってもらえたのはとても良かったと思います。会場を歩いていると、スマートメンテナンスブースに参加いただいた学生さんから質問を受けることもあって、興味を持っていただけたのが嬉しかったです。


次世代のモビリティ

  • 次世代のモビリティブースの様子

モビリティとは「移動手段」のこと。自動車やバス、もちろん電車もモビリティのひとつです。「次世代のモビリティ」ブースでは、そうしたモビリティについてJR東日本がどんな未来を描いているのか、高品質な輸送サービスを提供し続けるために同社がどのような施策を進めているのかを紹介していました。

ほとんどの学生さんは電車に乗った経験があると思うので、モビリティについてはイメージしやすいと思います。ただ、どうしても次世代のモビリティブースは技術的な話がメインになってくるので、なるべくわかりやすく噛み砕いて説明することを心がけました。私たち社員にとっても、あらためて自分の仕事を振り返る良い機会になったと思います。


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このほか、イベントでは「駅、まち、くらしをつくる」、「データ活用・DX」、「Suicaの可能性」、「地方創生の取り組み」、「海外プロジェクト」、「働き方・キャリア」といったブースを用意。
さらに、メインステージでは【働きやすさ】【チャレンジ制度】【事業エリアの魅力】といったテーマ別での社員クロストークや、中央には夏季インターンシップの各コースの説明を聴くことができるエリアがあるなど盛りだくさん。ちょうどインターンシップ前の時期とあって、集まった学生からはたくさんの質問が出ていました。

  • 会場の入口には、JR東日本のグループ会社から寄せられた学生に向けたメッセージが!

人財戦略部長井口氏が登壇! スペシャルトークセッション

イベントの最後を飾ったのは、メインステージで行われたスペシャルトークセッション。執行役員 人財戦略部長の井口 亮資氏が登壇し、入社してからの自身の経験や「働く」ことについて、またJR東日本で働くことの面白さなどを語りました。

  • スペシャルトークセッションの様子

井口氏は「新人の頃は目の前の仕事に集中していたが、経験を積むにつれて仕事が生活を豊かにし、地域に貢献していると実感できる瞬間があった。それが“働く”ということだと感じた」と自身の経験をもとに話しました。また、JR東日本という会社の面白さについて「多様な事業を展開しており、それらが連携することで新しい価値を生み出せること」とコメント。そして、就活を見据える学生に向けては「就活は長丁場になるため、体力だけでなくメンタルのスタミナも重要。入社前にできるだけ多くの人と会い、企業文化を理解することでミスマッチを防ぐことが大切」とアドバイスを送りました。

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就活を迎える学生に伝えたいこととは? 井口氏にインタビュー

マイナビニュースでは、スペシャルトークセッションに登壇した井口氏にインタビューを実施しました。

  • 執行役員 人財戦略部長の井口 亮資氏

ーー今回の「RAIL TO NEXT」への想いを教えてください。

11月に開催した昨年と違い、今年は夏季インターンシップ前の6月開催です。位置づけとしては、インターンシップへの導線、入口だと考えています。このタイミングでこれだけ大がかりなイベントを開催される企業はあまりないんじゃないでしょうか。その意味でインパクトもあると思いますし、学生さんに当社の採用に対する姿勢を知っていただく良い機会だと考えています。


ーー「RAIL TO NEXT」でJR東日本に興味を持ち、インターンシップを希望する学生も多いと思います。

そうですね。当社はインターンシップに非常に力を入れています。単に採用のためというよりも、当社について知っていただく上で意義のある取り組みだと思うためです。当社のインターンシップに来た学生さんへ最初にイメージを聞くと、だいたい「硬くて真面目な会社」と答えるんですよ。それはたしかに当社のひとつの側面ではあるのですが、実際にはそれだけではなく、とにかく「熱い人」が多い。インターンシップを通して社員と直接話すことで、そうした当社の企業文化を知ってもらえるんです。


ーー学生にはどのような気持ちで就職活動に臨んでほしいですか。

自分の頭で考えて、自分の言葉で話すことを大事にしてほしいです。どんな想いを持って就職活動をしているのか、入社した先にどんな未来を描いているのか。地域や日本、世界をどう良くしていきたいのか。面接では、そんなお話を聞かせてほしいと思います。


ーーJR東日本としての今後の展望を教えてください。

コロナ禍を経て、社会情勢は大きく変化しています。そのなかで、JR東日本も次のステージへ進む必要があると感じています。先輩社員が積み上げてきたこれまでの努力はもちろん認めた上で、新しい時代を切り開かなければならないのです。そのためには、新しい価値観を持った人材が必要です。JR東日本の潜在力を発揮し、ネクストステージをつくっていける人材を求めています。


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多様な人材の力で未来を変革するJR東日本

多くの学生が集まった「RAIL TO NEXT」。本イベントを通じて、JR東日本の幅広い事業展開や取り組みについて理解が深まったはず。

  • インターンシップエリアの様子。熱心に話を聴く学生の姿が印象的でした

来場した学生からも、次のような感想が寄せられていました。

<学生コメント>
◆東日本大震災後の鉄道運転再開についての井口さんのお話を聞いて、本当に意義のある、生きがいとなるような仕事だと感じました。
◆インターンシップなどがこれから本格的に始まるので、いろいろな情報収集をして就活に臨みたいと思いました。今回のイベントでモチベーションが上がりました!

大盛況のうちに幕を閉じた「RAIL TO NEXT」。このイベントをきっかけにJR東日本に興味を持ち、入社した人が、きっと今後の同社の未来を変革していくことでしょう。

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[PR]提供:JR東日本