ケーブル・プラットフォーム事業をはじめ、メディア・エンタテインメント事業も運営するJCOM株式会社(以下、J:COM)は、毎年約150名程度の新入社員を採用。研修制度や、上司と先輩社員によるサポート体制を充実させることで、若手社員の育成に注力しています。その結果として、昨年度は新卒1年目ながら会社の歴史に残るほどの成果を出す新人が登場! 今回は、この結果を打ち出したご本人にインタビューを実施。さらに、マンツーマンで成長を支えた上司にもお話を伺い、J:COMの若手社員が成長できる理由に迫りました!
期待の若手社員が語る成長の秘訣とは
――高柳さんは昨年J:COMに入社し、早くも目覚ましい活躍をされています。まずは、入社を決めた理由を教えてください。
学生時代にアーティスト活動をしており、メディアやエンタテインメントの世界に携わっていた経験があります。その一環で地元千葉県のPRを担当したことがあり、「メディア」と「地域」に関わるプロジェクトに興味が湧きました。そのため、この2軸が主体の仕事に就きたいと考え、ケーブルテレビの世界に興味を持ちました。なかでも、放送だけでなく映像制作やイベントなど多岐にわたる事業を展開するJ:COMであれば、さまざまな成長チャンスがあるはずだと思い入社に至りました。
――実際に仕事を始めて、どのような感想を抱きましたか?
想像以上に業務の幅が広く、驚きました。J:COMの根幹にあるのはケーブル・プラットフォーム事業で、この分野の営業担当は、一般のお宅を訪問して視聴やインターネット回線の契約をいただきます。つまり、BtoCの形態です。一方のメディア・エンタテインメント事業では、BS/CS放送のチャンネル運営、テレビCMなどの広告営業、映画・アニメの製作配給、イベント事業などを行っています。こちらの営業は相手が法人のため、BtoBです。私はBtoBの部署に配属になり、メディア事業に関わっています。
――高柳さんの昨年度の実績を教えていただけますか?
弊社がこれまでご縁のなかった企業4社に、新規取引で広告のご契約をいただきました。そのうち2社は、弊社グループ会社主催の大型KPOPイベントのご協賛でした。昨年は自分が獲得した仕事で、福岡、大阪、札幌に出張に行きました。入社してすぐに出張なんて思ってもいなかったことです!
――1年目に新規4社とは。急成長の背景が気になります!
弊社は研修制度が整っているので、そこで仕事への基本姿勢が培われました。研修期間を含め現在も継続して心がけているのは、学んだことを一度そのまま試し、自分のなかにいったん落とし込んでから自己流にアレンジして実践することです。とはいえ、何といっても上司や先輩の手厚いご指導がなければ、昨年度の実績を残すことはできませんでした。
先輩社員に聞いてみた! J:COMならではの成長環境
――ここからは、高柳さんを入社以来指導されている柿崎 隆平さんにも参加いただき、お話を伺います。柿崎さんから見て、高柳さんはどのような部下ですか?
柿崎さん:とにかく真面目です。1年間は日報をメールで送ってもらっていましたが、この日報の文字量が実に多く、中身が充実していて毎回驚かされました。
高柳さん:昨年度の3月31日が、日報をお送りする最終日でした。翌日からはその日課がなくなり、少し寂しい気持ちを味わいました(笑)。また、入社後の1年間は、柿崎さんとは別に1歳年上の先輩がサポーターとしてついてくださるシステムもあって、定期的な面談や食事、チャットでのやりとりなど、業務と関係ない面でのコミュニケーションを取ってくださったことも大変ありがたかったです。
柿崎さん:打ち合わせに同行してもらったときの議事録の取り方も印象的だったよ。こんなにいっぱい話したっけ? と思うほど充実していて、さらに項目ごとに分けられていて、最後にto doの欄もあり……。「いつまでに何をするか」「いつ誰が何をするか」というネクストアクションが記されていて、自分が一年目のときはここまでできないかもと思った(笑)。
高柳さん:あれは、座学研修のときに先輩から「議事録の取り方」をレクチャーしていただいたので、そこで教わったことを実践しただけなんです。
――J:COMでは入社後の研修が充実しているようですね。どのような研修があるのでしょうか?
高柳さん:まずは入社後の4月前半に、全国の新入社員が一堂に会し、全部署の仕事内容について学ぶ全体研修が行われます。4月後半は部署ごとにわかれた研修です。私の場合は約10人で1チームを組みプレゼンを最終目的としたグループワークも行いました。5月は、現在所属しているメディアソリューション本部の研修で、座学をはじめ、先輩の商談に同行し議事録を取るなどのOJT研修を受けました。そして6月以降は現場に出て、先輩の打ち合わせや商談に同席し、撮影やイベントの現場にも足を運ぶという内容です。
柿崎さん:そのうえで、7月になるといよいよアポ取りをスタートさせて、営業の仕事を始める流れだね。アポイントには私や先輩がかならず同行し、隣で少しサポートをして、その日の振り返りをメールでやりとりする。このように進めたところ、高柳はすぐに新規取引を獲得したからびっくりしたよ。
高柳さん:J:COM管轄エリアのテレビ局で、宅配事業運営の企業のコマーシャルを放映するという案件を、7月から進行することができました。また、8月以降は、婦人服や服飾雑貨の事業を行う企業と下着を扱う企業の2社に、KPOPイベントのスポンサーになっていただくお取引が始まりました。成功に至った理由は、柿崎さんに教えていただいたことを全部まねしたからなんです。
――柿崎さんのまねとは、具体的にはどういうことですか?
高柳さん:たとえば、住宅のポストに投函されるチラシや、新聞の折り込み広告に注目しました。柿崎さんによると、チラシを一般のお宅に届ける企業は「我が社のサービスを知ってほしい」と思っているのだから、新しい施策を探している可能性がある、と。なので、その企業をリストアップして電話をかけたり問い合わせをしたりしてアポイントをいただいたところ、契約につながったのです。昨年1年では500件ほど連絡していると思います。KPOPイベントの場合は、初めはKPOPに関係のある企業に当たっていたのですが、柿崎さんから「少し視点を変えてみよう」とアドバイスをいただき、女性に愛されているアパレルブランドに着目しました。
柿崎さん:それにしても、1年で4社を獲得できるとは思っていなかったよ。しかも、すべての仕事の時期が重なったのに、よく成し遂げた。KPOPイベントは12月、地方のテレビ局でのコマーシャル放映は2月。コマーシャルについては、映像を新たに制作したから作業量も多かったよね。そして同じ2月にはさっぽろ雪まつりで開設している「J:COMひろば」も開催され、高柳はそのすべてに関わった。これほどの成果を出した新人は今までに見たことがない。高柳を指導することで、自分自身も成長させてもらったよ。
高柳さん:私が業務を進めるにあたって指針にしているのは、柿崎さんから教えていただいた、「業務を『緊急性』と『重要性』の2軸で評価する」ということです。タスクの全体を把握して、自分は何をすべきかを考える時間が必要だと。この教えがあったから、仕事が並行して走っているときも順調に進められました。それから、ほとんどの先輩方がおっしゃっている「周りのものすべてがヒントになる」ということも肝に銘じています。身近にあるものから発想は広がるんですよね。
柿崎さん:我々が担当している広告営業の仕事は、お客さまの課題を引き出して、その課題を解決することだからね。そのためには、ふだんからさまざまなことにアンテナを張り、それらをヒントにお客さまの役に立つことが大切。コミュニケーションや対話は営業の基本で、それはBtoBにもBtoCにも共通すること。自分自身、一般のお宅を訪問するBtoCからキャリアをスタートさせたので、その点は実感しているよ。
高柳さん:柿崎さんは、お客さまの話を細やかにヒアリングされますよね。相手が直接言わないことについても、空気を感じ取って「こうですか?」と尋ねられています。幅広い知識をお持ちで、多面的に物事を見られている。そのあたりも尊敬しています。
柿崎さん:高柳は真面目で吸収力が高い。そういう面を私は尊敬しているよ。1回教えたことについて2回も3回も聞きに来ないうえに、こっちが言ったことを咀嚼して自分なりに応用するでしょう。あの姿勢にはびっくりさせられる(笑)。
――優秀な高柳さんの存在は、同じ営業の皆さんにも刺激を与えているのではないですか?
柿崎さん:そうですね。ただ、嫉妬心のようなものはないと思います。我々の部署の営業メンバーは、それぞれが「本部全体の予算達成」を最も大事にしているので、ライバル心を剥き出しに「私が私が!」という雰囲気はないです。共通のゴールに向かって、みんなで力を合わせていますね。
高柳さん:仲がいいですよね。お昼ご飯を一緒に食べに行ったり、直接話せなくても、チャットでコミュニケーションを取ったり。共通の趣味がある人同士は、プライベートでも遊んでいます。
柿崎さん:出張に行くと、みんなでご当地グルメを食べに行ったりもするよね。
――それでは最後に、今後もおふたりで仕事を続けていくうえでの意気込みを教えてください。
柿崎さん:世の中には実にいろいろな企業があります。高柳はこれから数多くの業態の方々とお会いすると思うので、どういう方とお会いしてもご要望を聴き出せる力、ヒアリング力が必要になってきます。簡単に身に付けることはできないので、先輩に同行して知識を身に付け、話の引き出し方を学ぶなどの経験を重ねてほしい。私はそのバックアップに励んでいきたいです。
高柳さん:1年目でお世話になったお客さまのなかには、「来年もお願いしたいです」と言ってくださる方もいらっしゃいます。昨年度の実績は私にとって財産なので、今後はこの経験を活かしつつ、たとえば若手メンバーで何かを発信していくなどの新しい領域にもチャレンジしてみたいです。
柿崎さん:周りにもいい影響を与えられる力を持っているので、引き続き頼もしい存在であってほしいよ!
高柳さん:はい。たくさんの経験を積んで、柿崎さんに一歩でも近づきたいです!
J:COMで成長! 次のエースはあなた
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