※“パセノール™”とは、パッションフルーツ由来のポリフェノール成分「ピセアタンノール」を、森永製菓の特許技術(特許:5347018号)で抽出して完成させたものです

「あぁ~昨日あんなに寝たのに疲れが取れてないなあ……」

と、1人つぶやくマイナビニュース編集部員T。年齢を重ねるにつれ、若手の頃のように体力が持たないと感じることが増えたよう。同年代の同僚とも健康の話題が多くなってきた近頃は、自然と健康に関する情報に注目するようになったとか。そんなTですが、とあるニュースに目を奪われました。

  • 驚きを隠せない編集部員T。今年40歳を迎えて健康に気を遣うようになったとか。

なんと森永製菓が独自で開発した“パセノール™”には、様々なエイジングケアに関わりのある機能があるのだとか……⁉

気になって仕方がない様子のT。早速、森永製菓にアポをとってパセノール™の秘密に迫ることに!

●話を聞いた人たちはこちら!

 山嵜(やまさき)さん
新規事業開発部 パセノール™プロジェクト担当。入社後10年ほどマーケティングに携わった後、商品開発を担当。現在はパセノール™プロジェクトチームの一員として、商品開発やプロモーションなどを行っている。

 川上さん
研究所所属。博士(歯学)。健康科学研究センター健康機能研究グループ 新規事業開発部兼務 パセノール™プロジェクト担当。甘酒・ココア・チョコレートなどの製品・素材の研究を行う部署にて、現在はパセノール™の研究を中心に行っている。

 茅野さん
人事部 人事企画グループ。健康経営の推進を担当する業務を行う健康推進部会事務局に所属。永続的な発展と従業員一人ひとりの充実した人生のために、健康づくりを通じて、生産性とエンゲージメントの高い組織づくりを目指している

そもそもパセノール™って何?

編集部員T:森永製菓のみなさん、今日はよろしくお願いします! 早速ですが、“パセノール™”は、一体どんなものか教えてください。

山嵜さん:パセノール™は、森永製菓の特許技術(特許5347018号)により抽出・開発したパッションフルーツ種子エキスが含まれた素材で、ポリフェノールの一種であるピセアタンノールを多く含んでいます。

当社はこのピセアタンノールを高濃度で抽出することに成功し、パッションフルーツと、パッション=情熱という意味合いも込めて「パセノール™」と名づけました。ピセアタンノールは脂肪消費を促す機能や、肌の水分や弾力を維持する機能なども期待されています。

編集部員T:“ピセアタンノール”が鍵なのですね。どうやって発見したのでしょうか?

山嵜さん:2006年ごろ、当社で食品機能の新たな領域を開拓するプロジェクトがありました。幼少期にオーストラリアに住んでいた研究員が、真夏の太陽の強い日差しを浴びても果実が成長するパッションフルーツに可能性を感じ研究を進めたところ、パッションフルーツの種子にピセアタンノールが豊富に含まれていることを発見したのです。その量はブドウ果実の7,000倍以上といわれています。

以前、ワインのポリフェノールが健康長寿に効くとメディアで取り上げられて話題になったことがありましたよね。そのポリフェノールの一種であるレスベラトロールと、ピセアタンノールの構造が非常に似ていることがわかったため、同じような効果があるのでは、と仮定して研究を進めました。

編集部員T:研究を進める中で、ピセアタンノールにどんな機能があるとわかったのですか?

川上さん抗炎症効果や抗酸化作用、コラーゲン産生促進、肌弾力の維持、脂肪消費を促進するなど、さまざまな機能があることがわかりました。2006年から現在まで約19年の研究で、学会で60件以上の論文を発表し、36件が学術雑誌に掲載。(※1)なかでも最も大きな発見は、2024年にヒトでの試験でサーチュイン遺伝子発現が増加していることを確認したことです。

世界初の発見! パセノール™がヒトの長寿遺伝子を増やす

編集部員T:さ、さーちん遺伝子……? なんだか難しそうですが、 一体何でしょうか?

川上さん:サーチュイン遺伝子、です(笑)。日本語では長寿遺伝子や若返り遺伝子という名前で呼ばれています。2000年にマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授らの研究で、サーチュイン遺伝子の発現を高めると、酵母の分裂寿命が延長することが示されました。

このことから、サーチュイン遺伝子が活性化すると、肌や血管・脳などを若く保つ効果が期待できるほか、糖尿病や脂肪肝などの疾患の予防につながる可能性があると考えられ、世界各地でさまざまな研究が進んでいます。

編集部員T:サーチュイン遺伝子が増えると、エイジングケアに良さそうだ、と。

川上さん:そうです。そこで当社では、人がピセアタンノールを摂取するとサーチュイン遺伝子発現がどう変化するのか、2024年に300人弱の規模の調査を行いました。ピセアタンノールが含まれた飲料を飲んだ人と、入っていない飲料を飲んだ人を比較したときの差を検証したところ、ピセアタンノールが入ったドリンクを飲んだ人のほうが、血液中のサーチュイン遺伝子の数値が高くなったことが初めてわかったのです。その結果を、世界で初めて論文発表しました。

編集部員T:世界初の大発見だったのですね! 実際にパッションフルーツを食べても同じような効果があるのですか?

山嵜さん:パッションフルーツを生食する場合は、半分に切って黄色い果肉と黒い種をスプーンですくって食べますよね。あの種は、そのまま食べるとなかなか消化吸収しにくいです。高濃度で抽出したパセノール™であれば、有効成分が効率よく体内に吸収されます。例えば、10mgのピセアタンノールを吸収するには、パッションフルーツ12個以上摂取する必要があることがわかっています。パセノール™のほうがより効率よく摂取できますよ。

パセノール™を試した人の反響から睡眠にも着目!

編集部員T:実際、パセノール™を試した人からは、どんな反響がありましたか?

山嵜さん:開発当初は美容関連の機能を中心に研究を進めて参りました。ところが、意外にもユーザーからは「深く眠れた」「起きたときの目覚め感が違う」「疲れにくくなった」(※2)という睡眠の質が向上したというフィードバックを多くいただいたのです。

また、商品開発に協力いただいているアスリートの方々に、パセノール™を試してもらったところやはり「疲労度が軽減された」「睡眠の質が改善した」(※2)と回答をいただきました。これらの反響から、ピセアタンノールがさまざまな健康課題を解決する成分である能性を感じ、社内で研究職・マーケティング・営業がともに開発を進めるパセノール™プロジェクトがスタートしたのです。

編集部員T:様々な機能に関するお声があるとは興味深いです! 私も40代になってから夜中に目が覚めてしまったり、朝起きても疲れを感じたり……。

茅野さん:当社でもアンケートを実施したところ、「睡眠で休養が取れていない」と回答した従業員が約4割に達していました。これは、当社の健康保険組合全体の数字と比較してもあまり良くないといえる数字です。また、コロナ禍からの働き方の変化でテレワークが増えたことで、業務とプライベートの切り替えが難しいという分析結果もあり、社員の休養について社内で課題を感じていました。そんなとき、パセノール™プロジェクトのメンバーから睡眠への効果に関する情報を教えてもらい、まずパセノール™を摂取してみようということになったのです。

編集部員T:どんな感想が届きましたか?

茅野さん:健康経営のひとつの取組として、当社社員にピセアタンノールを含む飲料15本を配布、飲用してもらったところ、解析対象者の75%以上の人から「ぐっすり眠れた」という回答が得られました。

川上さん:そのほか、飲用後に「起きたときに頭がはっきりする」「寝つきが良くなった」「疲れがとれている」と回答した人も増えていることがわかったのです。

編集部員T:山嵜さんや茅野さんは、飲んでみてどう感じましたか?

山嵜さん:以前は寝起きから不調が続くこともあったのですが、すっきり起きられる実感があります。30代後半から体力の衰えを感じ始めていたのですが、疲れを感じにくくなりました。

茅野さん:私も睡眠が浅くなる年齢に差し掛かり、睡眠途中で目が覚めることもあったのですが、ぐっすりと眠れるようになりました。他の方から肌質の変化を感じたといった声もお聞きしました。

編集部員T:肌・脂肪消費だけでなく、様々な機能が期待できるパセノール™、これから大きく注目されそうですね!

山嵜さん:パセノールプロジェクトに賛同していただける企業とパートナーになり、パセノールを介した様々な取り組みが始まっています。いつまでも若々しくいきいきと過ごしたい人たちの為になる取組ができたら、と思っています。

パセノール™でいきいきした毎日に!

仕事も日常生活も毎日いきいきと楽しみたいけれど、年齢を重ねるとともに睡眠の悩みがあったり、疲れやすさを感じたり……。そんな時によりそう素材「パセノール™」。パセノール™は、脂肪の消費促進、肌のうるおいと弾力を維持する機能性表示食品として、健康に関してさまざまなアプローチが可能。さらに睡眠に関する可能性を感じるとあっては、気持ちも前向きになれそうです。

さらに充実した毎日のために、パセノール™に今後とも注目です!

※1:2025年3月時点
※2:個人の感想です

[PR]提供:森永製菓