みずほ銀行は2月から、創業期の企業を対象とした「〈みずほ〉の創業応援ラインアップ」において、法人口座開設が非対面で完結するサービス「法人口座開設ネット受付システム」をリニューアルした。

  • 〈みずほ〉の創業応援ラインアップ 

PCはもちろん、スマートフォンからでも口座開設の手続きができる

政府が2022年に発表した「スタートアップ育成5か年計画」では、将来的に10万社のスタートアップ企業の創出を目指すとされている。今後、ますます起業増加への機運が高まっていくと予想される中、同社では2024年12月に、創業期向け企業を対象に法人向けメニューを再編。会社設立3年以内の企業を対象にインターネットバンキング「みずほビジネスWEB」の月額利用料最大5年間無料をはじめとした多彩なサービスやお得に利用できる特典満載の「〈みずほ〉の創業応援ラインアップ」を開始した。

今回リリースした「法人口座開設ネット受付システム」は、「〈みずほ〉の創業応援ラインアップ」のサービスを更に充実させる。起業にあたって法人口座の開設が必要となるが、「口座開設は時間と手間がかかる」と感じる経営者も少なくない。そこで同社では、手間や時間がかかると思われがちな法人口座の開設を、オンラインですべて完結できる機能についてUI/UXを改善した。

対象となるのはみずほ銀行に口座を保有していない法人で、マイページにログインすることで、申込情報の入力や確認、メッセージボードを利用した日程調整や必要書類の提出などの手続きができる。申込フォームの途中保存・再開も可能だ。PCだけでなく、スマートフォンなど複数の端末からログインすることもできるため、スマートフォンで申込フォームを入力したのち、事業計画書をPCから送付するといった使い方もできる。

加えて、スムーズに操作できるガイド機能も追加した。ユーザーの環境にかかる項目に回答することで、最適な申込フォームに遷移するため、ストレスなく操作できる。申込フォームも、入力内容によって必要な項目が表示されるなど、わかりやすさを重視した機能になっている。

近年は、マネー・ロンダリングの手口が複雑化し、非対面取引における本人確認においても新たな悪用の手口が増加している。そこで、同システムではeKYCを利用した申込者の本人確認機能を採用した。

システムの利用は24時間365日可能(システムメンテナンス中を除く)。ネット環境さえ整っていれば、場所・時間問わず口座開設ができる。システム利用にかかる料金は不要だ。

専門知識がなくても来店不要で簡単に法人口座開設の手続きが可能になるため、法人口座開設の第一歩にぜひ利用してみてはいかがだろうか。

来店不要で口座開設手続きが完結

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