近藤健介選手といえば昨年のパ・リーグMVPであり、現在の球界を代表する存在。また、多くの社会貢献活動にも関わるなど多方面で活躍しており、尊敬を集めています。そんな近藤選手の「これからの野球界の発展に尽力したい」という想いに、日本最大級のライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が共感したことでスタートしたプロジェクト『チーム天城 × 17LIVE 〜野球の未来へ架け橋を〜』が2025年1月10日から1月20日までの10日間にわたり行われました。
マイナビニュース編集部は天城町で行われた『チーム天城 × 17LIVE 〜野球の未来へ架け橋を〜』プロジェクトの模様を現地で取材! 1月18日、19日に行われたライブ配信の裏側、および練習風景についてレポートします。
ギフティングならぬ“寄付ティング”!? 野球少年・少女の未来のために
本プロジェクトでは、近藤選手を中心とする一流のプロ野球選手が行っている合同自主トレに17LIVEが密着! 球団の垣根を超えて集まった選手たちのトレーニング風景やオフの様子など、普段見ることのできない貴重な映像が17LIVEで配信されました。配信では今回の自主トレのために制作したウェアなどのオリジナルグッズを期間限定で販売。さらに、ライブ配信でリスナーから贈られる指定のギフトを「寄付(キフ)ティング」と名付け、グッズ販売収益の一部と共に、トレーニング実施場所の地方自治体や野球関連の団体に寄付する試みが行われました。
近藤健介選手×トクサンTV! トークやクイズ大会で盛り上がりる!
天城町は、鹿児島港から468キロメートル離れた、奄美群島の中央に位置する離島。空港からもほど近く、エメラルドグリーンの海に囲まれた天城町は、自然そのものがスポーツに適した環境となり、スポーツ選手の合宿所としても愛されています。
1月18日夜の配信は、天城町総合運動公園「スパーク天城」の屋内練習場で行われました。この日登場したのは近藤選手と、野球系YouTubeチャンネル「トクサンTV」のトクサン。昨年からチーム天城を取材しているというトクサンと近藤選手は昔からの知人ということで、この日もリラックスしたムードでの掛け合いが展開されました。
目玉企画となったのはクイズ大会。クイズに全問正解したリスナーの中から抽選で15組30名に福岡ソフトバンクホークスの試合の観戦チケットがプレゼントされるという太っ腹な企画です。しかもチケットは近藤選手のシーズンシートでサインも入っているというからすごい!
気になるクイズの内容は、「ズバリ打撃で一番大事なことはどちら? A.タイミング B.バット軌道」や、「僕、近藤健介はプロ野球選手になっていなかったら何の仕事に就きたかったでしょう? A.料理人 B.プロゴルファー」など近藤選手のファンや野球ファンなら誰もが気になるものばかり! さらにトクサンからも「トクサンが野球YouTuberになろうと思った理由は何でしょう? A.誘われた B.暇だった」というユニークなクイズが出題され、リスナーも大盛り上がりとなっていました。
また、二人はリスナーから寄せられたコメントにも回答。例えば「野球少年におすすめの食事」については、「やっぱり量が大事。ごはん3合の上におかずをのせて」(近藤選手)、「栄養面も大事だけど、食べた分だけ蓄積して成長するので」(トクサン)、「試合前のモチベーションの高め方」については、「良いときも悪いときもあるので、練習が終わったら昼寝してリセットして試合に臨むようにしている。モチベーションを上げようとはあまり思わない。無理に上げるよりはその日の体を理解してやるようにしている」と話していました。
配信を通してファンと触れ合った近藤選手。17LIVEでの配信プロジェクトについて、「本当に良い企画。(普段は)選手もなかなか質問に答える機会もないし」と絶賛しました。
自主トレの様子を丸一日配信! 選手がリスナーと交流する場面も
1月19日は朝からスタートした自主トレの様子を17LIVEで配信するというファン垂涎の企画が! なかなかない機会に、ファンにとっては貴重な機会となりました。
この日は近藤選手を中心に計8名のプロ野球選手が参加。ラン、バッティング、ノック、キャッチボール、ピラティス、ウエイト、特打など休憩を挟みながらハードな練習をこなしました。また、トクサンも引き続き参加し、カメラを持って取材に走り回っている姿も!?
そんな選手たちの姿を17LIVEのカメラは至近距離から撮影! 普段は見ることのできない距離で繰り広げられる豪快なプレーにリスナーからは興奮のコメントが数多く書き込まれていました。また、配信中には近藤選手や他の選手がリスナーに向けてコメントしたり、プレーのテクニックなどについてレクチャーすることも。17LIVEならではの交流が行われていました。
西川龍馬選手×大盛穂選手×石川亮選手による爆笑トーク!
そして19日の夜は選手たちの宿舎から配信! 西川龍馬選手(オリックスバファローズ)と大盛穂選手(広島東洋カープ)が出演したほか、急遽MCを石川亮選手(オリックスバファローズ)が担当するという、なんとも豪華な回に。
もともと広島カープで先輩後輩の関係だった西川選手と大盛選手は配信でも息ぴったり! カープ時代のさまざまなエピソードが語られました。さらに石川選手の絶妙なMCがそこに入ることで、現場はまるで漫才やコントのような面白さ! 笑いの絶えない配信となりました。
配信ではこの日もクイズ企画を実施。「僕、西川龍馬は“天才”と言われますが実は… A.まじで俺は天才 B.めちゃくちゃ練習している」や、「僕、大盛穂が思うズバリ!広島のここが良い! A.ファンが熱い B.広島焼きが美味しい」など、ツッコミどころ満載のクイズにリスナーも大盛り上がり。これには西川選手も爆笑しつつ「質問考えたやつ誰や!」とつっこんでいました。
そんなふたりの広島カープ時代の共通の思い出といえばゴルフとのこと。よく一緒にゴルフをしていたという西川選手と大盛選手ですが、実は「(大盛選手は)僕を足に使いましたからね。僕が運転して駅まで迎えに行って。しかも乗ったらすぐに寝てしまって」(西川選手)なんだとか! この暴露話に大盛選手は苦笑いしつつ、「行きは起きてましたよ! 帰りは爆睡でしたけど……」と返すなど、ふたりの仲の良さが伺える配信となりました。
また、リスナーからは「お互いが入れ替わったら何をしたいか?」という面白い質問が。これに大盛選手は「龍馬さんはヒット打ってもガッツポーズとかあまりしないので、僕が龍馬さんになったら両手を上げて思い切り喜びたい」とコメント。一方の西川選手は「とりあえず直毛にするかな」と、この日の大盛選手の髪型をネタに笑いをとっていました。
これまでにない取り組みで「野球界の発展に寄与できたら」
近藤健介選手を中心に8名のプロ野球選手が集まった自主トレの様子を17LIVEが配信するという、これまでになかった取り組み。プロジェクトを立ち上げた17LIVE Japan Country Manager 事業統括責任者の浅見周平氏は、「近藤選手の『なかなか見ることのできないプロ野球選手の素の練習姿を通して、子どもたちに野球の技術や面白さを伝えたい』という想いを伺って、何かお手伝いしたいという想いから、弊社とともに、スポーツ領域におけるライブ配信マーケティングにも長けているHarboR社※の協力を得てプロジェクトを立ち上げました。球場では見られない野球選手の姿をより多くの野球少年少女に届けて野球界の発展に寄与できたら嬉しいです」とコメントしました。
ライブ配信を通して生まれたプロ野球選手とファンの絆。間違いなく、今後の野球界の盛り上がりに大きな役割を果たしたプロジェクトになったといえるでしょう。
※「HarboR」について
"人の輝きを、技術で引き出すプロフェッショナルであり続ける"をミッションに掲げる「HarboR」は、感動と笑顔あふれる未来を創ることを使命に、ライブ配信事業を中心にマーケティング事業やD2C事業を展開しています。「何者でもない者だからこそ、何者にでもなれる」を信念に掲げ、挑戦するすべての人を支え、共に成長していくことを目指しています。皆様の人生に寄り添い、前向きな未来を応援します。
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