「昨日はちょっと飲みすぎたかな?」「なんだか胃がもたれる」「最近、仕事のストレスで胃がキリキリする」などなど、胃腸にまつわるお悩みは尽きないもの。みなさんも一度は経験があるのでは?
飲みすぎ、食べすぎ、ストレス、便秘……
胃腸が不調の原因とは?
今回は、胃腸にお悩みを抱えるビジネスパーソンが大集合! 胃腸の不調歴や思いあたる原因、症状などについて教えてもらいます。お悩みの対処方法などを教えてくれるのは、第一三共ヘルスケアで胃腸薬の開発を担当している横溝さんです。
横溝さん :第一三共ヘルスケアで胃腸薬、風邪薬、解熱鎮痛薬などの製品の開発を約15年担当。ご自身も胃腸が弱く、特に乳製品は控えているそう。飲酒した翌日は、胃腸薬に頼ることも。
みんなの「胃腸の不調」の原因と症状は?
―どのような「胃腸の不調」の症状がありますか? 心当たりがある原因などもわかれば教えてください。
お腹痛い歴は、かれこれ20年近く。中学生くらいから“お腹痛い芸人”と言われ、社会人になった今も常に胃腸の具合と相談する毎日です。季節の変わり目とか、寒暖差にやられやすいようで、夏はエアコンで、冬は屋外に出た瞬間にお腹が痛くなります。基本、お腹をくだすのがベースで、年に2回くらいはヒヤッとすることも。会社でも会議中に離席することが多く、絶対に胃腸の弱い人って思われています。 |
自分も自覚したのは、中学生くらいですね。当時は野球部だったんですが、大会のタイミングでお腹を壊すことが多かったです。今は、夏場のエアコンによる冷えが不調の原因のひとつです。あとは、二郎系のラーメンを食べると胃もたれしますね。にんにくよりも、油にやられている気が……。お酒を飲んだ翌日は、二日酔いで胃がムカムカしたり、寝る前にお腹いっぱい食べると胸やけというか、 胃酸が逆流する感じも。空腹で胃が痛くなることもあります。食べ物や飲み物が原因の場合が多いかも。 |
私は物心ついた頃からです。保育園での発表会の本番前に、胃がキリキリ痛かったのを覚えています。大学受験のときやプレゼン前などの緊張する大事な場面では、しゃがみこんでしまうくらい胃がキューッと痛くなります。お腹を壊しているわけではないのに、激痛です。あとは、空腹時に胃がもたれることも。お腹は減っているのに、胃がムカムカして気持ちが悪くて。この間もご飯が食べられなくなってしまって、唯一食べられたのはグミだけでした。 |
トイレに駆け込んだり、とにかく症状が収まるまで我慢!?
自分でできる対処はちょっとキツイのが本音……
―みなさん、胃腸の不調にお悩みのようです。なにか自分なりの対処法があるのでしょうか?
胃がキリキリするときや、冷えによる腹痛で出そうもないときは、横になると楽になる気がします。出そうなときは、電車の中などトイレに行けない状況だと冷や汗ものです。とりあえず、耐えるしかないですね。トイレが満室のときも、その場で待つか、トイレ探しの冒険に出るか迷います。 |
私はもう……トイレに行くしかないですね。 |
私は精神的な緊張やストレスが原因なので、対処法がないです。イベントが終わると嘘のように痛みがなくなるので、ただただ時間が過ぎるのを待つのみ。最低限できることとしたら、いつも通りのことをして気持ちを落ち着かせて戦うくらいです。 |
食べ物でいうと、焼肉でカルビを食べるときには大根おろしと一緒に食べるようにしています。牛乳は避けるようにしています。 |
同じく。カフェオレとか飲みたくなるんですけど、お腹をくだすこともあって乳製品には気をつけてます。夏場は体が冷えないように、エアコン対策として職場に必ず上着を持って行ったり、冷たいものを飲みたくても氷の量を少なくしたりしています。 |
私もなんですが、乳糖不耐症といって日本人の大人の7~8割は牛乳を飲むと乳糖を消化できずにお腹を壊すとも言われています。私も牛乳ではなく、乳糖を含まない豆乳を飲むようにしています。Oさんが言っていた、食事のときに 大根おろしというのは正解です。大根にはジアスターゼという糖質(でんぷん)を分解する酵素が入っているので、食べ物の消化を助けてくれます。ちなみに、このジアスターゼを日本で初めて麹菌から抽出することに成功したのは三共(現・第一三共)の初代社長なんですよ! |
「胃腸の不調」にはやっぱり胃腸薬!?
―3人ともなかなか有効な手立てがなく、耐えてやり過ごしている印象が強いですが、市販薬などを飲むことはありますか?
たまに整腸薬を飲むことがあるんですが、効き目がマイルドなものだと、今解決したいのに解決されなくて……。うまく薬を活用できたことがない気がします。 |
出てすぐ治らないときは、整腸薬を飲むこともあります。効くときもあれば、効かないときもあるので、症状と薬が合っているのか不安です。 |
エアコンなどの寒冷刺激、ストレス、緊張などは、自律神経の乱れが影響しているので、その原因を取り除くようにしましょう。生活習慣を見直したり、リラックスすることが対処法になります。それに対して、飲みすぎや食べすぎ、脂っこいものを食べたときなど、食事に関する胃腸の不調には薬で対処できます。症状に合わせて、胃腸薬を選ぶことが大切です。 |
でも、胃腸薬ってどれも同じような気がして、結局、どれがいいのかわからないです。 |
種類が多くて、どれを選べばいいのか。同じシリーズでも錠剤があったり、散剤があったりするし。実際に自分が飲んでいる胃腸薬が合っているのかどうか。間違ったものを飲んでいる可能性もありますよね。 |
例えば、食べすぎ飲みすぎひとつとっても、症状によって飲む薬は変わってきます。胃酸の出すぎで胃が荒れているのであれば、胃酸を抑える胃腸薬を。消化不良であれば、消化を助ける胃腸薬を。慢性的にお腹をくだしているような状態なら整腸作用のある乳酸菌が配合された胃腸薬がおすすめです。胃腸薬に配合されている乳酸菌は、乳製品がダメな人でもOKなので安心して服用いただけます。また、薬の剤形による効果は同じです。錠剤は薬の味が感じにくいですし、散剤は錠剤が大きくて飲みにくいという方におすすめしています。まずは、症状にあった胃腸薬がどれかセルフチェックしてみましょう! |
【胃腸セルフチェック】
今のあなたに合う「胃腸薬」は?
たくさん種類がある胃腸薬の中から、どうやって今の症状に合うものを選べばいいのか迷うところ。ということで、『胃腸セルフチェック』で診断してみましょう。 今のあなたに当てはまる症状にチェックを入れて、A、B、Cのどのグループが多かったかで、今のあなたに合う胃腸薬がわかります。
【A】
【B】
【C】
【セルフチェック結果】
薬の種類:「制酸剤」が入った胃腸薬がおすすめ
Aが多かったあなたは、胃に症状が出ているタイプ。食生活の乱れやストレスなどによる胃痛や胸やけは、過剰に分泌される胃酸が原因の可能性があります。胃酸を抑える「制酸剤」は、過剰な胃酸分泌を抑えて胃粘膜を保護することで不快な胃の症状を改善します。
「ファモチジン」配合をチェック!
「ファモチジン」とは、胃酸の分泌を抑制するヒスタミンH2受容体遮断薬(H2ブロッカー)のひとつ。胃酸を分泌するスイッチであるヒスタミン受容体に作用して、胃酸の分泌をブロックし、胃酸による胃粘膜のへの刺激を軽減します。作用時間が長く、食事の影響を受けないので、食前食後問わず、症状があるときにいつでも飲めるのが特徴です。
薬の種類:「消化酵素」が入った胃腸薬がおすすめ
Bが多かった人は、胃や腸に症状が出ているタイプ。食べ物の消化が悪いと消化不良を起こし、胃で食物が滞留してもたれたり、消化不良のまま腸に移動してお腹が張ったりします。「消化酵素」には食物の消化を促進する作用があります。
「タカヂアスターゼN1」「リパーゼ」配合をチェック!
「タカヂアスターゼN1」は糖質(でんぷん)とたんぱく質を分解、「リパーゼ」は脂肪を分解し、食物の消化を助ける働きがあります。「タカヂアスターゼ」は、第一三共株式会社の前身のひとつである三共株式会社の初代社長・高峰譲吉氏が明治27年(1894年)に発見した消化酵素です。麹菌からでんぷんを分解する酵素であるジ アスターゼを発見・抽出に成功し、自身の名前から「タカヂアスターゼ」と命名しました。その後の研究により、でんぷん消化力を向上し、さらにたんぱく質の消化力も併せ持つ「タカヂアスターゼN1」へと改良。消化を促進するので、食後に服用します。
薬の種類:「整腸剤」が入った胃腸薬がおすすめ
Cが多かった人、ABCの複数の症状がある人は、主に腸に症状が出ているタイプ。「消化酵素」に加えて、「整腸剤」が配合された総合胃腸薬がおすすめです。例えば乳酸菌には腸内環境を整える働きがあり、軟便や便秘の症状を改善します。
「ラクボン」配合をチェック!
「ラクボン」は、有胞子性乳酸菌と呼ばれる植物由来の乳酸菌です。善玉菌であるラクボンが悪玉菌の増殖を抑え、下痢や便秘などのトラブルを改善する整腸作用があります。カプセルのような胞子に守られた乳酸菌なので、胃酸や熱に負けずに生きたまま腸に届いて効果を発揮し、腸内環境を整えます。
「胃腸薬」もさまざま。そのときの症状に合わせて選択を!
みんなで『胃腸セルフチェック』を実施した結果、胃が弱っている人、腸が弱っている人、胃と腸が弱っている人とさまざまでした。横溝さんによると、胃の症状なのか、腸の症状なのかはっきりと把握するのが難しい場合もあるので、その場合はラクボンのような整腸剤を配合した、胃も腸も両方ケアしてくれる総合胃腸薬がおすすめとのこと。なんとなくではなく、きちんと症状に合った薬を選ぶようにしましょう。
胃の痛み、胸やけに『ガスター10』シリーズ
『ガスター10』シリーズは、胃酸分泌に関与するヒスタミン受容体をブロックするH2ブロッカー胃腸薬。胃がキリキリ痛い「胃痛」、ズーンと重たい「もたれ」、ムカムカする 「むかつき」などの症状があるときにおすすめです。
胃酸の分泌をコントロールし、一度の服用で約8時間作用が持続。食前、食後、空腹時でも、食事に関係なく、胃の不快な症状があるときに服用できます※。 錠剤・散剤・水なしでも服用できる口中速溶タイプ の3種類があるので、飲みやすい剤形をお好みで選ぶことができます。
※1日2回服用する場合は8時間以上あけて下さい。
食べすぎ、飲みすぎに『第一三共胃腸薬』シリーズ
『第一三共胃腸薬』シリーズ※は、食べすぎや飲みすぎ、胃もたれなど胃の不快な症状に効く胃腸薬。消化を助ける2つの消化酵素『リパーゼAP12』と『タカヂアスターゼN1』、弱った胃の働きを高める6種の健胃成分が配合され、胃もたれやむかつきなどの不快な症状を改善します。シリーズの中でも『第一三共胃腸薬プラス』は、乳酸菌が配合され、胃と腸をWでケアしてくれます。
※第一三共胃腸薬グリーン錠は除く
すぐれた糖質・たんぱく質の消化作用をもつ胃腸薬『新 タカヂア錠 』
『新 タカヂア錠』は、消化を助ける消化酵素 『タカヂアスターゼN1』が配合された胃腸薬です。食物がきちんと消化されず、消化不良や胃もたれ、食欲不振(食欲減退)などの症状があらわれたときにおすすめです。糖質(でんぷん)・たんぱく質の消化を促し、胃酸(胃液)の中でも消化力が低下しません。消化剤なので、食後に服用します。
[PR]提供:第一三共ヘルスケア