• 『竹山家のお茶の間で団らん』第19回、青森県の六ヶ所村を訪問

Twitterで配信中の家族会議型バラエティ『竹山家のお茶の間で団らん』。カンニング竹山さんがパパ役、篠田麻里子さんがママ役、越智ゆらのさんが娘役として出演しており、“今知っておきたいあれこれ”について深掘りしていくという番組だ。

今回はその第19回目が7月12日(水)20時~より配信となった。その内容をレポートしていこう。

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竹山家ではこれまで、北海道幌延町(ほろのべちょう)の「ゆめ地創館」や神恵内村(かもえないむら)など、高レベル放射性廃棄物の地層処分に関連した場所を訪れたことがあり、エネルギーについて学んできた。

3回目となる今回、3人が訪れたのは青森県の六ヶ所村(ろっかしょむら)。ここには地層処分を行う前の高レベル放射性廃棄物を貯蔵管理している施設があるという。さらに大規模な太陽光発電や風力発電があるほか、石油備蓄基地も有するなど、まさに“エネルギーの村”と呼ぶにふさわしい地なのである。

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まずは地元の方と交流!夫婦の愛にあふれる人生物語を聞きながら、BBQで美味しいお肉をいただく

そんな六ヶ所村を訪れた3人を迎えてくれたのは、当地で牧場を経営しているという岡山せつさん。お腹をすかせた3人のために、岡山さんの牧場で育てられた「小川原湖牛」を使ったBBQでもてなしてくれた。

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ふるさと納税の返礼品にも選ばれているという小川原湖牛と、岡山さん特製の味噌入り玉子のおにぎりをいただいた3人はそのおいしさにびっくり。竹山パパは「肉とおにぎり最高!」と舌鼓を打っていた。

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岡山さんによると、昔の六ヶ所村は裕福とは言えず、出稼ぎが主流だったという。だが、原子燃料サイクル施設ができたことで仕事も増え、村全体が経済的にも潤ったとのことだ。岡山さんの話を聞いた麻里子ママは「住みやすくなると人口も増える」と納得。ゆらのも「良い循環」とコメントしていた。

小川原湖牛も買える!「六旬館」で特産品を大量購入

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続いて3人が訪れたのは「六旬館」。様々な特産品が並ぶ中、六ヶ所村産の野菜のお値打ち価格ぶりを見た麻里子ママは、「安い!普通に買って帰りたいんだけど」とすっかり主婦モードに入っていた。

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特産品の中でも3人が注目したのが、六ヶ所村のごぼうを使ったあられとドレッシング、そしてにんじんジュースだ。特に、にんじんジュースは100%にんじんで作っているにもかかわらず、自然の優しい甘さが感じられる逸品。にんじんが苦手というゆらのも、試飲して「にんじんの嫌いなところがひとつもない!」と驚きの表情を見せていた。

風呂上りの会長がお出迎え!?「ろっかぽっか」で村のお話や、デカ盛り名物グルメを堪能

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続いて3人が向かったのは、スパハウス「ろっかぽっか」。開放感抜群の露天風呂や自然の景色を楽しめるサウナの他、充実した施設が堪能できる日帰り温泉である。

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ここで3人を出迎えてくれたのは、六ヶ所村商工会の会長である種市治雄さん。種市さんによると、原子燃料サイクル施設のおかげで六ヶ所村は雇用の安定確保ができ、経済・産業が大いに発展したという。特に地元の若い世代が村に残ってくれるようになり、他県からも働き手が来るようになって、高齢化率も25%程度に抑えられているとのことだ。

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種市さんのお話の後は、ろっかぽっかの名物グルメを堪能。唐揚げ定食や天丼、サーロインステーキ丼など、ボリュームたっぷりのメニューが並んだ。すでにBBQでお腹が満たされていた3人だったが、あまりのおいしさに完食。さらに食後には濃厚で特大のソフトクリームも味わい、大満足のランチとなった。

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旅の目的地「六ケ所原燃PRセンター」を訪問!特別に、高レベル放射性廃棄物の貯蔵管理施設を見学

続いては、いよいよこの旅の目的地である「六ケ所原燃PRセンター」へ。ここは原子燃料サイクル施設を中心に、原子力や放射線について模型やパネルでわかりやすく案内している施設である。

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舘さんの案内で3人は施設内を見学。放射線とはどんなものなのか。日常生活のどんなところで使われていて、どんなものに含まれているのかなど、知っているようで知らなかった放射線について学んでいった。

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また、放射性物質と測定器の間に遮へい物を挟んで効果を測定する遮へい実験をしたり、原子燃料サイクルの工程を実物大の模型を使って学ぶなど、六ケ所原燃PRセンターならではの体験を楽しんでいた。

ここで特別に今回だけ、高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)を一時的に貯蔵管理している「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」を見せていただけることに。

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同施設は高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)を地層処分するまでの間、安全に貯蔵管理する施設である。貯蔵ピットと呼ばれる貯蔵庫の中にはオレンジ色の蓋があり、その下に長さ約16mの収納管が保管されているとのこと。収納管と床の間には1.9mのコンクリートの床があり、そのおかげで貯蔵ピットは人が作業していても問題ないレベルの線量に抑えられているのだという。

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極めて厳重かつ安全に管理された貯蔵ピットを見たゆらのは、「これだけしっかり安全に管理されているなら、高レベル放射性廃棄物もずっとこのままここに保管し続けてもいいのでは」と疑問を口にする。これに対して舘さんは「こちらでは冷却のために一時的に貯蔵管理をしているだけ」と答えた上で、「ここで30~50年貯蔵管理をしたあと、最終処分地を選定して地下300m以上深い安定した岩盤に処分される」と地層処分までの流れを解説した。

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今回も貴重な体験を通して、高レベル放射性廃棄物の地層処分への理解が深まった竹山家。

麻里子ママは「実際に施設を見ると感じ方も違いますね」とコメント。ゆらのも「知識だけより、自分の目で見て感じることで新しい学びがありました」と、今回のロケを振り返った。

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また竹山パパは「地層処分を学ぶシリーズも北海道からもう3回目。高レベル放射性廃棄物の処分問題は(自分には)関係ないと思うかもしれないけれど、エネルギーは皆さん使っているのだから、考えていかなければいけない問題だと思っています」とコメントして番組を締めくくった。

高レベル放射性廃棄物について学べる他、グルメや買い物を堪能するなど青森県六ヶ所村の魅力がたっぷりとつまった第19回『竹山家のお茶の間で団らん』。番組のアーカイブは現在Twitterにて配信中なので、ぜひチェックしよう。

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[PR]提供:原子力発電環境整備機構