Twitterで配信中の家族会議型バラエティ『竹山家のお茶の間で団らん』は、カンニング竹山さんがパパ役、篠田麻里子さんがママ役、越智ゆらのさんが娘役を務める、家族会議型バラエティ番組だ。
番組では毎回、多彩なゲストを招いて“今知っておきたいアレコレ”を深掘りしていく。番組を見ることで最新トレンドに詳しくなれたり、注目の話題について学べたりする人気コンテンツである。
その第15回となる番組が、11月16日(水)20時から配信された。今回は、第15回の番組内容をレポートすることにしよう。
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北海道「神恵内村」で、豊かな自然が育んだ激うまグルメや絶景を堪能!
普段はスタジオからお届けしているが、今回は北海道ロケスペシャル! 竹山パパ、麻里子ママ、ゆらのの3人がそろって訪れたのは、北海道西部に位置する「神恵内村(かもえないむら)」。豊富な海の幸が楽しめるほか、豊かな自然やレジャーなど、様々な魅力にあふれた村である。
あまりの美味しさに一同感動!「ウニ割り体験」
まずはじめに神恵内村で3人が体験したのは「ウニ割り」だ。神恵内村ではウニの養殖に取り組んでいる。現在は海面で養殖しているが、将来は陸上での養殖を目指している。これが成功すれば、甘みの強いおいしいウニを年中食べられるようになるという。
通常、ウニが食べるのは海藻だが、海の磯焼け問題など、海藻がなくなってきていることもあり、養殖場では白菜やかぼちゃなどを与えているとのこと。
神恵内村役場の方から教えてもらった「白菜を食べたウニは非常に甘味が強くなる」「普段食べている黄色の部分はウニの生殖巣」といった豆知識に、3人も目を丸くして聞き入っていた。
特別にウニ割りを体験させてもらえることになった3人は、自分で取り出したおいしそうなウニに我慢できずその場で試食。その濃厚な味わいに「おいしい!」「うまいねぇ」とリアルな感想を漏らしていた。
ある意味ハワイ!?「神恵内村青少年交流センター」でワーケーション体験
続いて3人が向かったのは、神恵内村に滞在している人がワーケーション用の施設として無料で利用できる「神恵内村青少年交流センター」。ワーケーションとは、観光地やリゾート地でテレワークを活用し、働きながら休暇をとる過ごし方だ。
施設内はWi-Fiが完備されており、プロジェクタやスクリーン、プリンターなど仕事に必要な設備も充実している。さらに、将来的にはカフェサービスも考えているとのこと。
また、何よりも魅力的なのは目の前に広がるオーシャンビュー。神恵内村ならではの絶景に、麻里子ママは「海を見ながらだよ。最高じゃない?」とコメント。竹山パパも「ある意味ハワイ」と絶賛していた。
ネタが大きくて新鮮! 老舗の人気寿司屋「勝栄鮨」で、絶品の寿司を堪能
次に3人が向かったのは、47年の歴史を持つ人気の寿司屋「勝栄鮨(かつえいずし)」でのランチ。お店に入るなり、竹山パパは女将さんから「竹山さん、ぜんぜん(TVと)感じ違うわ。生の方がいい」と声をかけられタジタジに。その後も女将さんのトークは冴え渡り、竹山家の3人もすっかり魅了された様子だった。
もちろん、寿司も絶品だ。神恵内村とその周辺で獲れる海の幸を贅沢に使った寿司を口に運んだ3人は、口を揃えて「おいしい」と夢見心地。竹山パパは「このお寿司を食べに東京から来ても損しない」と大絶賛していた。
家族旅行なのに村長とアポ!? 大切な「文献調査」についてお勉強
お腹もいっぱいになったところで、3人が次に訪れたのは「神恵内村役場」。今回、特別に村長自らが神恵内村について色々と教えてくれるという。
なかでも竹山パパが聞きたかったという話題が「高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定に関する文献調査」について。
原子力発電は使い終えた燃料をリサイクルして再び燃料として使用できるが、その使用済燃料のうち約5%は再利用できない廃棄物として残ってしまうとのこと。その廃棄物を「高レベル放射性廃棄物」という。
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高レベル放射性廃棄物を最終処分する方法はこれまでにいくつも検討されてきたが、「地層処分」が現実的で最も適切な方法であることが、国際的な共通認識となっているという。日本でも高レベル放射性廃棄物は地層処分することが法律で決まっている。
神恵内村は、地層処分の最終処分場を選定するための調査の一環である「文献調査」が現在行われている市町村の一つなのだ。
文献調査とは全国規模で整備された文献やデータに加えて、地質図や鉱物資源図など地域固有の文献やデータを調べること。神恵内村の村長を21年務める髙橋村長によると、神恵内村が文献調査を受け入れることに対して、当初は村外から応援のメッセージや抗議のハガキなどの様々な声があったという。
現在は、地層処分事業を知るための取組みとして、NUMO(原子力発電環境整備機構)や神恵内村の住民によって「対話の場」が作られ、地層処分事業の説明や文献調査の進捗状況の報告などを行っているという。文献調査や最終処分場とはどういうものかを住民がきちんと理解することが重要だと話した。
村長の話を聞いた竹山パパは、「この村だけの問題じゃなく、日本人全員の問題」とコメントしていた。
旅の醍醐味といえば“お土産”!「道の駅オスコイ!かもえない」で大量購入
貴重なお話を伺った3人が次に向かったのは「道の駅オスコイ!かもえない」。ここで3人はお土産を購入することに。自分用に加えて、視聴者プレゼント用に「桜鱒(さくらます)curry」の缶詰も大量購入!
さらに、村長からのサプライズでアイスを奢ってもらうことに。「うまっ!」「巨峰やばいね!」と絶品アイスに大満足の様子。
旅の締めくくり! 夕日を見ながら食事が楽しめる旅館「民宿きのえ荘」で郷土料理に舌鼓
3人が最後に訪れたのは、夕日を見ながら食事が楽しめる旅館「民宿きのえ荘」。ここではまず、郷土料理である「桜鱒カレー」をいただくことに。しかし、なぜ桜鱒カレーなのか。
女将さんによると、実は神恵内村はかつて交通の便の悪さから陸の孤島と言われており、肉の調達が不安定だった。そこで、肉に代わる貴重なタンパク源として、神恵内村で獲れる桜鱒をカレーライスに入れて食べていたのだという。初めて桜鱒カレーを食べたという竹山パパは、おいしさのあまり「(缶詰の)視聴者プレゼントやめない?」「めちゃくちゃおいしい!」と感動していた。
実は、この桜鱒カレーの缶詰を開発したのは、女将さんをはじめとする「神恵内村魅力創造研究会」のメンバー。有志で活動する村おこしグループで、Facebookなどを使って村の魅力を発信する活動を行っているとのことだ。
ここで竹山パパは、村長から聞いた文献調査についてどう思っているのかと質問。これに女将さんは、「文献調査を受け入れたときは村の中より村の外からの反応がすごかった。批判も多かった」と当時を振り返り、「ただ、一方で神恵内村の知名度が一気に上がった。それを村のために良い方に活かしていけないかなと考えるようになった」とコメントした。
また、同じく研究会のメンバーである岡田さんは「神恵内村は過疎化が進んでいて、このままだと村が疲弊する。その中で商工会として何かできないかという時に文献調査を受け入れてみることもひとつの解決策であり、それを通じて財政基盤を固くできれば」との思いを伝えた。
二人の考えを聞いた竹山パパは、「本当は日本の問題なので、日本全国の色々なところで文献調査を受け入れてくれることが理想ですよね」とコメント。そのコメントを受け岡田さんは「常にそう思っている。地層処分事業を理解している人が非常に少ない。もっと日本国民一人ひとりが考えてほしいなと思う」と考えを話していた。
女将さんと岡田さんの話に共感した様子の麻里子ママは、「ごはんもおいしいし、人もやさしい。本当に皆さんに神恵内村に来てほしい」とコメントした。
そして楽しみにしていた夕日だが、帰りの飛行機の時間が迫ってしまい、3人は泣く泣く断念することに。番組ではスタッフが撮影した美しい夕日が見られるので、ぜひチェックしてほしい。
そんな『竹山家のお茶の間で団らん』第15回放送は、Twitterでアーカイブ配信中だ。竹山家の3人と一緒に、自然豊かな神恵内村の魅力をたっぷりと堪能してみてはいかがだろうか。
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[PR]提供:原子力発電環境整備機構