Twitterで配信中の家族会議型バラエティ『竹山家のお茶の間で団らん』は、カンニング竹山さんがパパ役、篠田麻里子さんがママ役、越智ゆらのさんが娘役を務めるトークバラエティ番組だ。毎回ゲストを招いて、今話題の場所やトレンドについて掘り下げ、時にはスタジオを飛び出してロケを行うこともある。
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8月19日(金)21:00~21:30に配信された第13回配信は、なんと北海道からお届け! 竹山パパと麻里子ママが幌延の名所『ほろのべトナカイ観光牧場』と『幌延深地層研究センター』を訪れ、“大人の社会科見学”を楽しんだ。
今回はそんな第13回『竹山家のお茶の間で団らん』の模様をレポートする。
北緯45度「幌延」で観光、グルメ、そして“地下350m”の世界に潜入!
普段はスタジオからお届けする『竹山家のお茶の間で団らん』だが、今回は北海道の「幌延」からのロケが実現した。残念ながら、ゆらのは東京でお留守番ということで、竹山パパと麻里子ママは夫婦水入らずの旅へ。
真っ白で可愛い貴重なトナカイが誕生! ほろのべトナカイ観光牧場で餌やり体験
まず、2人が訪れたのは、『ほろのべトナカイ観光牧場』。約50頭のトナカイを飼育する牧場である。ここで2人はトナカイの餌やりを体験。
さらに、生まれて2~3週間という白いトナカイの子どもにも会えて「かわいい!」と大興奮。牧場の飼育員・谷口さんによると、白いトナカイが生まれたのは20年ぶりとのことで、非常に貴重な体験だったようだ。
味噌ラーメンや鴨セイロ、そしてトナカイのソーセージ!? 北海道グルメに舌鼓
そんな2人がランチをとったのは、牧場内にあるレストラン『ポロ』。ラーメンやサロベツ合鴨料理がおすすめと聞いた竹山パパと麻里子ママは、それぞれ味噌ラーメンと鴨セイロを注文。
さらに、ここでしか食べられないトナカイソーセージも注文して恐る恐る口に運ぶ。初めてのトナカイソーセージに、竹山パパは「おいしい! においもないし、買って帰りたい」、麻里子ママは「味がしっかりしていて、くせがなくて食べやすい」と舌鼓を打っていた。
なお、ほろのべトナカイ観光牧場は、“幻のケシ”として知られる「ブルーポピー」が咲く場所でもあるのだとか。旬は6月中旬~7月中旬とのことなので、北海道を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみては。
竹山パパが行きたい貴重な施設『幌延深地層研究センター』で、地層処分についてお勉強!
続いて2人が訪れたのは、竹山パパが「どうしても行きたい」と思っていた場所で、この旅の本命ともいえる『幌延深地層研究センター』。
同施設は高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発を行っており、地上だけでなく地下350mにも研究施設があるという。
普段はあまり耳にする機会のない“高レベル放射性廃棄物”というキーワードに興味津々の竹山パパと麻里子ママ。施設を案内してくれた佐々木さんによると、原子力発電は使い終えた燃料をリサイクルして再び燃料として使用できるが、その使用済燃料のうち約5%は再利用できない廃棄物として残ってしまうとのこと。
この高レベル放射性廃棄物は、私たちの生活環境に影響が出ないよう、地下300m以上深い安定した岩盤の中に埋めて地層処分する方針で、幌延深地層研究センターでは、その地層処分技術に関する研究や開発を日々行っているという。
高レベル放射性廃棄物の処分方法については、これまでに様々な方法が検討されてきたが、「地層処分」が現実的で最も適切な方法であることが国際的な共通認識となっているという。
具体的には、海の底に沈める海洋底処分や南極の氷の下に処分する氷床処分も検討されたが、国際条約で禁止されている。また、宇宙に処分することも検討されたが、発射技術の信頼性の面で課題がある。
このほか、地上で保管する方法も考えられるが、自然災害や戦争等の影響を受けるリスクがあることや、将来世代に地上での保管の負担を負わせることになり現実的ではない。
そのような検討の末、地下深くに埋めて処分する「地層処分」が最も適切な方法であることが国際的な共通認識となっているというわけだ。
こうした説明を受けて、すっかり地層処分への興味がわいた竹山パパと麻里子ママ。そんな2人に、佐々木さんから特別に地下350mの研究施設を見学する提案が!
これに麻里子ママは「地下350mって想像がつかない!」、竹山パパは「東京タワーが逆さになったようなものでしょ?」とコメントするなど、宇宙や海底に続く第三のフロンティアである地下世界に思いを巡らせていた。
第三のフロンティア! 東京タワーより深い地下350mへ潜入
準備を整えて、いよいよ2人は未知の世界へと続くエレベーターへ。地下350mのイメージがあまりにもわかず、「大江戸線の地下より深いってことですよね」とコメントする竹山パパの隣で、「人生初で楽しみ!」とワクワクした表情を抑えきれない麻里子ママ。そんな2人を乗せて、エレベーターは地下深くへと潜っていく。
エレベーターは1分で最大100mほど降下し、4分ほどで地下の研究施設へ到着。予想よりも広く、温度も快適で換気もしっかりされている空間に、竹山パパは「(ここで)生活できそう。いい空気が流れている感じ」とご満悦の様子だった。
とはいえ、そこは地下350mの世界。500万年前に堆積した泥や単細胞生物が固まってできた岩盤に触れたり、当時の海水が化石海水として地中にそのまま残されていることを知った麻里子ママは、「こういうのを見ると、地球って生きているんだなって思う」と感慨深げな表情でコメントした。
2人が最後に向かったのは、人工バリア性能確認試験現場。高レベル放射性廃棄物は処分する際、放射線の影響を遮断するためにオーバーパックという金属製の容器に封入し、さらにその周りを、水を通しにくく、物質を吸収・吸着するベントナイトという粘土(緩衝材)で覆い放射性物質の移動を遅らせる。これらを人工バリアと呼ぶのだ。
地下施設では、実物大の人工バリアを用いて様々な試験を行っている。たとえば、人工バリアをヒーターで加熱しながら、地下水を注入して、温度や水分の変化を観測しているのだとか。
最終的には内部を解体し、どのように変化したのかを詳細に確認するという。
こうした調査の方法について説明を受けた竹山パパは、「アナログで調査しているんですね」と感心した様子でコメントしていた。
このような研究データを用いて、今後もさらに検証を進めていくという。
地上に戻った2人は、今回の見学を振り返り、「地下350mの世界を見れたのが、人生で一番うれしかった」(麻里子ママ)、「地下とは思えない快適な空間だった」(竹山パパ)と大満足の様子。
さらに麻里子ママは「夏休みと言わず、北海道に来たらぜひ行ってほしい」と視聴者に呼びかけ、「(私たちも)北海道、九州、沖縄とかも行きたいね」と早くも次の旅ロケに思いを馳せていた。
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配信のアーカイブは番組公式Twitterから視聴できる。ぜひ竹山パパ、麻里子ママと一緒に、ほろのべトナカイ観光牧場のトナカイとグルメ、そして幌延深地層研究センターで大人の社会科見学を楽しんでほしい。
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