純国産マーケティングオートメーションツールを開発・提供するSATORI株式会社。同社では、社員それぞれの「24ヶ月後のキャリア」を明確にし、そのキャリア形成のための支援制度や仕組みを数多く導入している。

なぜSATORIは社員のキャリア形成を全力でバックアップし、どのようにして24ヶ月でのキャリア形成を実現するのか。代表である植山氏に詳しい話をうかがった。

「あなたのマーケティング活動を一歩先へ」SATORIのミッションに込められた想い

――なぜ「マーケティング」や「マーケティングオートメーション」に着目されたのでしょうか。

私はどちらかと言えばエンジニア気質。これまでもいろいろなプロダクトを開発してきましたが、セールス活動にはいつも苦労してきました。そこで、無理なくお客様に買って頂くにはどうすればいいか考えた結果、「マーケティング」に出会いました。

マーケティングをしっかり行うことで、無駄な売り込みや闇雲な顧客探しをする必要がなくなります。よりセールスに注力するためにも、マーケティングが重要だと考えました。自分が当事者として困ったことを解決するために、プロダクトとしてマーケティングオートメーションツール「SATORI」を作った経緯があります。

――それが導入社数1000社超という実績につながっているんですね! SATORIが掲げているビジネスミッションはどのようなものですか?

ミッションとして「あなたのマーケティング活動を一歩先へ」を掲げていますが、軸となるのは「あなた」というところ。我々は企業ではなく担当者である「あなた」を見ています。
まだマーケティングに取り組んだことのない企業が多い中で、その価値に気付いてもらうためには、顧客と最前線で向き合っている担当者から支援すべきだと考えました。だからこそ、担当者である「あなた」からマーケティングを始めよう! という想いを込めています。また、恒久的に歩み続けてもらうために「一歩先へ」と表現することで、私たちが「あなた」を常に支援し続けるという意志も込めました。

――企業の成長にはマーケティング戦略が重要ですが、近年注目を集めているSaaS領域でのマーケティングについては、どのように見ていらっしゃいますか?

(SaaS(サース)……「Software as a service」インターネットを通じて、アプリやサービスを利用する形態)

一般論としては、SaaSはサービスが必要な時に買えて、不要になれば解約できることが特徴になっています。そういう点では、ソフトウェアを好きな時に安く買えて、使いたいだけ使って辞められるということになります。
商品によっては、営業活動が受注して終わりになることも多いです。しかしSaaSは、売れればいいというだけではなく、使い続けてもらうことが必要になってくる。これからのビジネスでは、続けてもらうための仕組みを、マーケティングを通して作っていかなければいけないと考えています。

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社員がキャリアアップに集中できるように、妨げになる障害を取り除く

――人材育成として「24ヶ月後のキャリア」という考えを掲げていらっしゃいますが、こちらはどのような取り組みでしょうか。

入社の際に、「24ヶ月キャリアプラン」というのをオファー面談で提示をして、一緒に頑張りましょうとお伝えするところから始まります。そのプランが、人事面談や上司との1on1の中に反映され、それを見ながら日々の業務に取り組んでいきます。
また、個々のキャリアプランを実現するための研修や、柔軟な働き方ができるように、様々な制度を導入し、会社としてキャリア形成のサポートを行っています。わかりやすいところで言うと、在宅ワークや有給無制限、家事代行が使えるなどでしょうか。

子育てのために時短や雇用形態を変更して、キャリアを諦めなければいけない、家族の介護のために会社を辞めて地元に戻らなければならないなど、ライフステージによってキャリアに制約が出ることがありますが、成果とキャリアに集中するために、そういった障害を一切取り除けるようにしています。制度を利用することで自由に働くことができます。

――なるほど、社員それぞれがキャリアに集中できるように考えられた制度なんですね!

あとは情報開示もしっかりとしています。会社の意思決定などの情報を、可能な限りできるだけフラットに社員に公開することで、成果を見て仕事ができる。上司の誰々が言っているから決定するではなく、ファクトや顧客の声の方へと視点が変わるので、事業成果をあげることができます。

――そういったビジネスマインドを定着させるために、どのような工夫をされていますか?

問い続けることですね。指示するのではなく、問いにします。「何がベストだと思うか」というのが基本の問いです。もちろん、日々の業務でそう簡単にはいかないことも多いですが、その基本を問い続け、掲げていくことが大切だと考えています。

――キャリアを得るというのは、どういうことだと考えていらっしゃいますか?

キャリアを作るというのは「選ばれる人間になる」ということです。いい会社に入って、その会社にいること自体をステータスのように感じてしまうかもしれませんが、そうではない。そこでどんな仕事をして、どんな成果を上げて、次の仕事でどんな成果の期待値を持たれるのか。その成果期待値を上げていくことがキャリアだと考えています。簡単に言うなら、キャリアを得ることで、社会で”選ばれる人間”になるということです。

――そういう視点でキャリアを考えていない方も多いかもしれないですね。

現実は、働き始めると日々の業務もあり、キャリアについて常々考えている暇はありません。だからこそ、会社選びにおいて最初にキャリア形成をしっかりと考えることが大切です。
2年間がむしゃらに働いて、ちょっと給料は上がったけどキャリアとしては何も残っていなかった、なんてことは良くあること。そうならないために、最初にしっかり考えて、方向を定めておきます。24ヶ月後のゴールが定まっていれば、日々がむしゃらにやっていることがキャリアにつながっていくはずです。

――キャリアプランを24ヶ月にしたのには理由があるんでしょうか。

日本のスタートアップ企業は大体2年に1回区切りがあり、資金調達や評価されるタイミングが多い。それに合わせて、会社の成長と個人の成長を同じタイムラインで考えられるようにしました。

――実際に「24ヶ月後のキャリア」を実現させた社員さんのエピソードを教えてください。

分かりやすい事例だと、夢は何か、24ヶ月後のキャリアをどう考えるか、と聞いたら「会社を成長させてテレビCMを打ちたい」と言って入社してきた方がいますが、実際に24ヶ月後に、テレビCM放送の夢を実現しました。
また、別の方はお子さんが生まれたことをきっかけに、働き方を変えたいけれど、どうにかキャリアも繋ぎたい。それが実現できる会社を探して、当社に来てくれました。子どもが0歳から2歳になる間に自分のキャリアもしっかり描いていて、今もトップ営業として大活躍しています。

  • SATORIで活躍する社員の方々

――さまざまな制度やサポートがあったからこそ、キャリアを断つことなく働き続けられたという実例ですね! 24ヶ月後のキャリアを描く際に、気を付けなければならないことはどんなことでしょうか?

100人いれば100通りなので、なかなかひと言で言うのは難しいですが、大事にしているのは、理想の自分だったらどういう働き方をしたいかを明確にしていくことです。そうすることで、その人のオリジンの部分が見えてくる。どういう感情で働いているのかが見えてきます。

多くの方は、将来の夢とキャリアが結びつかないことが多い。例えば、将来ボランティアがやりたいから10億円貯めたい! という人がいたとします。そうなると、今はお金のために仕方なく働いている、ということになってしまってキャリアと結びつかない。それだったら、個人的にはボランティアのためのNPOを立ち上げるためのスキルを、今の仕事から得ていく方が面白いと思います。
そのスキルがあれば、個人で貯めた10億円ではなく、社会を動かして100億円、1000億円の取り組みができるかもしれない。その方が、その人の夢を実現できていると思います。

――なるほど。SATORIでは自身のキャリアに向き合うことを本気でサポートしているんですね。

はい。弊社の面接を受けてくださった方は、きっと他社の面接とは違うと感じると思います。選ぶというプロセスではなく、その方の24ヶ月後や、キャリアの解像度を高めていくプロセス。なので、自分のビジョンをいまだ探している、キャリアイメージが上手く描けないという人も、どんどん来ていただきたいですね。

面接はお互いがお互いを選ぶ場でもあり、このキャリアイメージならお互いに高め合える、ということを約束する場だと考えています。会社のミッションビジョンの実現と、社員のキャリア形成、双方で成長しあえる関係こそが最適であると考えます。

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社員ひとりひとりをしっかり支援することが成長への近道

――SATORIの今後のビジョンをお聞かせください。

一番の課題は、意識づくり。個々のキャリアの実現をしっかりと重ねていくことが、会社のミッション、ビジョンと一致したものになっているので、社員のひとりひとりをしっかり支援していくことが会社の成長の近道だと考えています。そして、SATORIをもっと世の中に広めて日本の営業生産性をあげていきたいです。実際にSATORIを使っている当社の営業生産性はとても上がっています。当社自身がSATORIでマーケティングを実践し、そのノウハウを世の中に広めることで、日本の営業課題を解決できればと考えています。

――この記事で、SATORIのビジョンやビジネスマインドに共感する人も少なくないと思います。興味を持たれた方にぜひメッセージをお願いします!

「24ヶ月後のキャリア」を最初にしっかりと考えることで、日々の業務が具体的なキャリアや成果へと繋がっていきます。これからビジネスキャリアを大きく描いていきたいという方は、ぜひ手を挙げていただけたらと思います。

 


 

社員ひとりひとりをしっかり支援していくことが、会社の成長につながると語る植山氏。その言葉通り、24ヶ月後のキャリア制度をはじめ、社員の成長意欲を全力でバックアップするための環境作りには、並々ならぬこだわりが見えた。

ただ今SATORIでは、共に成長しあえるメンバーを募集している。チャレンジしたい方や、興味をもった方は、ぜひ募集要項をチェックしてみてはいかがだろうか。

 

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【SATORI社員インタビュー】子育てしつつキャリアを目指す。転職で叶える“24ヶ月後のキャリア”

SATORI第三弾 社員インタビュー
【社員インタビュー】異業種からSATORIへ転職 - 入社から“24ヶ月”で得た自分の「キャリア」とは

 

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