クレジットカード事業などを展開し、「総合生活サービス企業グループ」を掲げるクレディセゾン。10月に、50代からのミドルシニアからシニアに向けたオウンドメディア「セゾンのくらし大研究」をスタートした。

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人生100年時代といわれ、生き方の選択肢が広がっている現代では、悩みや困りごとも増えていくもの。特に50代からはお金や健康、家族のことなど、暮らしのなかの悩みがいろいろと生まれてくるだろう。そんなミドルシニア以降の世代の悩みに寄り添い、ヒントになるようなコンテンツを提供していくのが「セゾンのくらし大研究」となる。

  • 左からマネージャーの中田宏樹さん、責任者の原顕文さん、制作メンバーの庄司菜月さん

なぜ今、シニア向けのメディアをクレディセゾンが手掛けるのか。「セゾンのくらし大研究」責任者の原顕文さん、マネージャーの中田宏樹さん、制作メンバーの庄司菜月さんの3人にその想いを語ってもらった。

ミドルシニアは人生の転換期

――皆さんは「セゾンのくらし大研究」の制作チームとお聞きしました。どのような想いで参加されたのでしょうか。

原:私たちはアセットマネジメント部フルライフビジネスグループに所属しており、我々を含めた6人のチームで「セゾンのくらし大研究」の編集を行っています。この”フルライフ”には、「人生のすべてのこと」、そして「満たされた人生」という2つの意味が込められています。

私が責任者を務めていて、中田がマネージャー、庄司ら4人がメンバーという編成です。実は、この企画の発案者は中田なんですよ。

中田:クレディセゾンでは、これまでもいろいろなサービスを展開してきましたが、比較的若い層をターゲットにしたものが多かったんです。しかし、少子高齢化が進むなか、「もっと上の世代にもサービスを提供したい」という想いがありました。そこで、「セゾンのくらし大研究」がシニア世代の方に情報発信するきっかけになればと提案しました。

庄司:私は社内公募のメンバー募集を見たのがきっかけでした。今回のようにグループ全体で取り組むプロジェクトが立ち上がるケースは珍しいんです。これまでは法人系の商材に携わっていましたが、今までのスキルを活かしながら挑戦できるというところに魅力を感じ、参加を決意しました。

――「セゾンのくらし大研究」はどのようなメディアでしょうか。

庄司:メインターゲットは50代からのミドルシニアからシニア世代です。人生100年時代といわれるなか、暮らしのなかで出てくるお困りごとや悩みを解決するヒントをお届けするWEBサイトを目指しています。

中田:なかでもミドルシニアは、子どもの将来や親の介護、ご自身の健康などを考える人生の転換期だと考えています。その一番大事な時期にアプローチできればと思いますし、クレディセゾンは「お客様と50年を共に歩むファイナンスカンパニーへ」というミッションステートメントを掲げています。50年を共に歩むなかで、それぞれのライフステージの変化に合わせて、お金だけでなく健康のことや家族のことなど、暮らしをより良くできるような情報を提供できたらと考えています。

 

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原:日本の人口における年齢の中央値は約48歳といわれており、まさにミドルシニアなんです。一番のボリューム世代の方は、これから先に何を考え、何を求めるのか。長生きが当たり前になる時代に、セカンドライフをどう生きていくのかを考えるようになると思います。そんな時に、我々が良いと思った情報をしっかりお届けする場所が必要だと考えました。

中田:「知らない」や「わからない」がミドルシニア世代の不安に繫がっているところもあります。メディアとして情報を整理して発信することは、とても重要だと考えています。

セゾンへの信頼や安心を裏切ることのないメディアに

――セゾンだからできることや取り組む意義はどのように感じていますか。

中田:やはり信頼できる情報が届けられることだと思います。オンラインで情報を検索すると、色々な情報が溢れていて、何が正しいのか判断しにくい場合も少なくありません。「セゾンのくらし大研究」では、クレディセゾンとして発信することで、多くの方に「正しい情報だ」と信頼していただけると思っています。

その信頼感は、シニア世代の方々が若い頃からセゾンブランドに親しんでくださっているから。セゾンが目利きした情報なら安心、と思っていただけるのではないでしょうか。

お客様に選んでいただくには、まずは私たちがしっかりと正しい情報を発信していくしかないと考えています。内容についても、迷った時は「クレディセゾンとして発信すべきものは何なのか」を基準に考えていますね。

原:「セゾンのくらし大研究」は、自社サービスを使ってもらうためだけのメディアではありません。そこは情報メディアとして曲げられないプライドがあると思っています。シニアの方は、1980年代の豊かな消費社会をセゾンとともに感じてきた世代です。だからこそ、セゾンブランドに安心や信頼を感じていただいている。その想いに対して、私たちには責任があります。自社他社を問わず、良いものは良いと発信し、豊かな暮らしに寄り添っていきたいですね。

――立ち上げにあたり、苦労したことや印象に残っていることを教えてください。

中田:このプロジェクトは今期の経営戦略にも大きく関わるものですし、グループ会社の上役の方など多くの方が参加するプロジェクトなので、コンセンサスを取る上でいろいろ大変な部分もありました。

原:私はプロジェクトが決まってから責任者となったのですが、グループ会社を含め、セゾンブランドの信頼や安心を作ってきた方々がプロジェクトに参加しているんです。それぞれに強い想いがありますから、そこを整えていくのは大変でした。

中田:あとは、既存のメディアと同じものを作っても意味はありませんし、選ばれるべきメディアになるよう、テーマの取り揃え方などはいろいろ検討しました。お金や暮らし、健康など幅広い情報を扱っているメディアは意外とないんですよ。多くが特化型なので、総合的に発信することで、このサイトだけで完結できることを目指しました。

庄司:記事作りにもこだわっているので、始まるまでなかなか記事は揃いませんでした。リリース日直前まで、本当に毎日必死で記事を作りましたね。

お悩みや不安に寄り添い、その先の楽しさまで提案したい

――中田さんや庄司さんは、シニアからするとかなりお若いですが、シニアをどのように捉えていますか?

庄司:私はちょうどシニアが親世代なんです。だからか、そこまで遠い存在という印象はなかったですね。記事を作るときも、親だったらどう思うかな、この表現だと伝わらないかなと親を想う気持ちで向き合っています。

中田:僕も親がシニア世代にあたるので、もっと毎日を楽しく過ごしてほしいという気持ちで制作しています。親の代わりに、自分自身が困りごとを解決しているような感覚ですね。そういう感覚でいると、例えば「カタカナ言葉じゃ伝わらないかな」とか、「ここはもう少し深堀りしたほうがいいかな」と気付ける気がします。

 

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――どんな人にこのメディアを楽しんでもらいたいですか?

中田:シニアがターゲットとお話ししてきましたが、シニアだけのメディアではありません。それ以外の方にも読んでいただきたいです。その手前の年齢からでも、準備や解決できることはたくさんあるので、幅広い年代に届けたいと思います。

原:やはり若い頃は、シニアになってからの人生についてはなかなか考えないですからね。定年退職が見えてきたところで、年金生活を意識し始める。その手前で、これからの生活のために考えておかなければいけないことはたくさんあると思うんです。

ぼんやりとわかっているつもりのことや知らないことをクリアにすることで、不安が解消できる。私たちが整理した情報が、そういう形で役立てば良いと考えています。

顕在化した悩みの解決はもちろんですが、情報を閲覧することで潜在的なニーズに気付いて、何かしらのアクションを起こしてみようという気持ちになる。何気なく眺めていても、ご自身のこととして考えられる、そういった気付きを与えられるメディアにしたいです。

庄司:私の親を見ていると、家族や知人が「良い」と言っていたものに大きく影響されると思うんですよね。シニアの子ども世代には、「今のシニアは何に悩んでるんだろう」と興味を持って読んでいただき、親に伝えてもらえたら嬉しいですね。

親が困っているときに「ここに書いてあるよ!」ってご紹介いただけるくらい、信頼できるメディアにしていきたいと思います。まるで頼りになるご近所さんのような感覚で、皆さんからの悩みや不安を解決できるようになりたいですね。

――今後の展望をお聞かせください。

庄司:私はコンテンツの制作担当として、ずっと継続してためになる記事を出していけるように努めたいと思います。皆さんにとって旬な情報をお届けして、「面白い、また来たい」と思っていただけるようなコンテンツ作りをしていきたいです。

中田:お客様に支持されるメディアになることが、私たちの使命だと思っています。お困りごとがあった時、このサイトを訪れれば何かしら解決策があると思ってもらいたいです。また、健康や食事といった日常の暮らしの部分をもっと掘り下げていきたいですね。いわゆるレシピサイトのようなものではなく、健康であるために必要なことがわかる情報を発信できればと思います。

原:まずはメディアとして、困ったときに頼りになる存在として認識してもらうこと。そして、メディアとしてのキャラクターを確立したいですね。また、クレジットカード会社としてカード利用のビッグデータがあるので、そこからテーマを引き出してコンテンツに反映させていければと思います。データに基づいた科学的な切り口の情報や、お悩みの先にある楽しみのご提案もしていきたいです。


日々の暮らしのなかで、なんとなく先送りにしてしまっている悩みや漠然とした不安は、誰もが持っているもの。そんな悩みや不安に寄り添い、確かな情報や提案によって暮らしを変える。「セゾンのくらし大研究」は、クレディセゾンならではの信頼と安心で、そんなきっかけを与えてくれるメディアではないだろうか。

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[PR]提供:クレディセゾン