大学スポーツの盛り上げを大学生自らの手で!!
昨年好評を博した『UNIVASスポーツ実況アナウンス講座』、今年も元フジテレビアナウンサーで現在はスポーツアンカーとして活躍する田中大貴氏を講師としてお迎えして開催しました。昨年の受講者の中には、いくつもの競技で実況を担当するOBOGやアナウンサーとして活躍するOBも!彼らの近況報告を受け、田中講師もより力が入ります。
第1部 自己紹介も実況そのもの!
まずは自己紹介。受講生全員が自己紹介を終えた時、田中講師が一言。「自己紹介は今持っている自分の情報を凝縮して伝える、実況そのものです。」と。開始1分ですでに実践がスタート、自然な流れで実況を体験させる匠の技。そして緊張感。その後、スポーツ実況の心得や実況に必要な事前準備、当日の流れや気を付ける点など、実況の基礎を丁寧に伝授しました。さらに田中氏秘蔵の実況資料も特別公開。 誰よりも実況資料を多く作って放送に臨んでいるという田中氏は、「これだけ資料を作っても使うのは0.3%くらい。それでも多く資料を作ることで、実況に臨む安心感が全然違う。」と、資料作成の重要性も伝えました。膨大な資料を切り貼りし、手書きのメモ、Excelで作られた独自の分析資料。受講生は、圧倒されながら資料を食い入るように読みました。
第2部 実技への厳しいアドバイスも貪欲に吸収!
いよいよ実践です。
受講生が実際の競技映像を見ながら実況の実技を行い、田中講師からアドバイスを受けます。長所を褒めてもらうと同時に耳の痛い指摘もありますが、それも成長に必要な良い刺激です。 ただ目の前に見える情報を言葉にするだけではなく、事前にチーム、選手、天候含め様々な情報、そしてプレーへの理解があってこそ実現するのが実況。
受講者は自分以外の受講者へのアドバイスも貪欲にメモをし、「ここで聞いた言葉、すべてを吸収する!」という気迫すら感じさせました。
「持てるもの全ての実況技術をお伝えしようと思います」という心意気で登壇した田中講師の教えは、受講生全員に確実に届いたことでしょう。UNIVAS LIVEの実況で活躍するのも、もう間もなくです。
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