子ども専門の写真スタジオであるスタジオアリスは、全国の小学生の子どもがいる親500名を対象とした「学校生活と行事に関する調査」の結果を発表した。

調査からは、お子さまの成長を家族揃って感じられる機会が減っているということが判明。そこでスタジオアリスは、心身ともに成長している姿を思い出に残すお手伝いをするべく着物(衣装)から着付け・ヘアセットまですべてスタジオ側が準備する「十三祝い/十三参りの撮影プラン」を提案をしている。

小学生を持つ親のうち88.9%が学校行事の中止を経験

調査によると、昨年新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの小学校で学校行事が中止、または大幅に縮小しての開催を余儀なくされた。スタジオアリスによると、全国の小学生の子どもがいる親のうち、88.9%が何らかの学校行事の中止を経験しているという。

中止になった学校行事のうち、もっとも多かったのは「授業参観(68.9%)」。その他「PTA集会(47.3%)」、「運動会(43.2%)」など、主に保護者が参加する行事が中止になっていることが分かる。これは、学校側が外部からの人の出入りを抑制しようとした結果、やむを得ず中止する方向になったと考えられるだろう。

今年も新学期が始まって間もない5月にも関わらず、新型コロナウイルス感染症の影響で、すでに学校行事の中止、縮小を経験した小学生は約7割にも上っている。

学校行事のために学校へ行く機会、コロナ流行以降9割以上が「減った」

このような状況のなか、学校に足を運ぶ機会そのものが減っているという親も少なくない。9割以上の親が、「今までと比べて子どもの学校行事のために学校へ足を運ぶ機会が減った」と感じているという。

もし学校行事に保護者が参加できる場合でも、人数の制限を受けることがほとんどだ。新型コロナウイルスの流行以降、学校行事に行ったことのある親に参加人数を聞いたところ、60.1%が「1名」と答えている。両親や兄弟姉妹、祖父母などが、そろって子どもの成長を見る機会は、その多くが失われているといっていいだろう。

学校の行事の中止や縮小により、多くの親と子どもがストレスを感じている

こうした状況に、親だけでなく子どももストレスを受けている。学校行事の中止や縮小で子どもがストレスを感じていると思うか聞いたところ、「思う(30.8%)」「どちらかといえば思う(41.2%)」を合わせて72.0%もの親が、子どものストレスを感じていると判明した。

では、学校行事の実施について、親の本音はどんなものだろうか。コロナ禍で学校行事を実施することについて賛否を聞いてみると、「賛成する(14.0%)」と「どちらかといえば賛成する(41.2%)」は合わせて55.2%、「反対する(11.6%)」と「どちらかといえば反対する(33.2%)」は合わせて44.8%と、やや賛成派が上回る結果に。具体的な声には下記のような意見が挙がっている。

<賛成・どちらかといえば賛成派>
・「子どもの成長を見たい」(岡山県・45歳・男性)
・「その年でのイベントは二度と戻ってこない。子どもの成長は早い。感染予防に努めれば実施してよいと考える」(鹿児島県・38歳・男性)
・「縮小させて、感染対策をしっかりした上で、やってもらいたいと思う。例えば、運動会だったら、親の観戦は小学校1年と6年生だったりと、観戦者も減らして、その他はオンライン中継などで実施してもいいかなと感じる。(昨年の運動会はそうだった)」(東京都・40歳・女性)

<反対・どちらかといえば反対派>
・「子どもが楽しみにしている行事は中止になるとかわいそうだが、感染リスクが高くなるため、出来れば中止にしてほしい」(新潟県・44歳・女性)
・「自分が人の多く集まる行事に参加することで、高齢の親にも感染すれば取り返しのつかないことになりそうだから」(和歌山県・41歳・男性)
・「子どもはかなり不満を訴えていてその気持ちも汲んではいるが、やはり変異株による感染拡大は子どもたちを巻き込んでいるのでとても怖い」(神奈川県・41歳・女性)

学校生活そのものに不安やストレスが

一方、学校生活そのものについてはどう感じているのか。コロナ禍の学校生活において子どもがストレスを感じていると思うかを質問したところ、74.0%の親が「感じている」と回答した。

具体的なストレスとして挙がったのは、「学校行事の中止(64.9%)」や「検温、手洗い、消毒などの義務化(43.5%)」「友達と会えない・会えてもあまり会話できない(43.0%)」「様々な授業が制限されている(41.9%)」など。やはり、ここでも学校行事の中止が大きなストレス原因になっていることが明らかになっている。

親自身も同様だ。コロナ禍で迎えた新学年に不安を感じるかを聞いてみると、69.4%が「不安を感じている」、または「どちらかといえば不安を感じている」と回答した。その理由としては「集団生活による感染のリスク(67.1%)」や「学習の遅れ(46.7%)」「イレギュラーな状況による子どものストレス(45.5%)」などが挙がっている。

こういった不安は、特に「小学一年生の子どもがいる親」から多く挙がっている。子どもの初めての学校生活をコロナ禍でスタートせざるを得ないことへの戸惑いは大きいようだ。

スタジオアリスが提案する「十三祝い/十三参り」

スタジオアリスの調査から見えてきたのは、子どもに対する親の思いと葛藤だ。学校行事は子どもの成長を感じる上でも重要であり、できれば実施してほしい。一方で新型コロナウイルス感染症のリスクもわかっており、気持ちが板挟みになっているというのが、小学生の子どもがいる親の本音ではないだろうか。

こうした状況のなかで、スタジオアリスが提案するのは「十三祝い/十三参り」の記念撮影だ。「十三祝い/十三参り」とは、数えで13歳になった男女が成長を祝う伝統行事である。江戸時代後期にはじまったとされる文化であり、現代では4月13日やその前後の日曜日に行われている。もともと京都が発祥地であり、関西地方を中心に行われてきた。

「十三祝い/十三参り」では、福徳と知恵を授けるという虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)にお参りする行事で、「知恵もらい」「知恵もうで」とも呼ばれている。13歳の厄を払うという意味合いに加えて、生まれてから干支が一周したタイミングであることから、人生の節目を祝う成人式のような役目も持っているのだ。

「十三祝い/十三参り」の全国的な知名度はまだそれほど高くないが、スタジオアリスの調査によると、全国の親の3人に1人が興味を持っているという。コロナ禍で学校行事が難しい今だからこそ、大人になりつつある子どもの姿をプロに撮影してもらうニーズが増えているのだろう。

スタジオアリスの「十三祝い/十三参り」では、着物(衣装)の用意や着付け、ヘアセットなどをすべてスタジオアリス側に任せられる。もちろん、スタッフの検温・マスク着用、消毒、換気などの感染予防も徹底しており、学校行事のように大勢が集まるわけではないことから、感染リスクも抑えられるのだ。

十三祝い/十三参り 衣装ラインアップ
女児着物(156~165cm相当)

男児着物(150cm~165cm相当)

子どもの成長を家族で見られる機会が減っている今だからこそ、スタジオアリスの「十三祝い/十三参り」で思い出を写真に残してみては。

■調査概要
・調査テーマ:学校生活と行事に関する調査
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査対象者:小学生の子どもがいる親 500名
・調査実施日:2021年5月11日~12日
・調査主体:株式会社スタジオアリス

[PR]提供:株式会社スタジオアリス