資格がどのようなものかをイメージするには、資格を実務に活かして活躍している「プロフェッション」(職業専門家)の声に耳を傾けるのが一番。各業界の第一線で活躍している方々から、資格の魅力ややりがい、社会的意義などについて聞いてみた。第2回は、不動産鑑定士の藤井梨可さん。夢をカタチにした先輩からのメッセージを参考にしてほしい。

不動産のスペシャリスト。ステップアップを実感!

私は短大卒業後、建設会社に一般職で入社しましたが、日々のルーティンワークに物足りなさを感じ、「もっと自分のやる気や考え方が反映される仕事がしたい」と思うようになりました。何か転職の武器となる資格をと思い、まずは宅建を取得し、その後に不動産鑑定士を目指しました。

今までに経験した主な業務は不動産の鑑定評価業務で、お客様は大きく民間企業と官公庁に分けられます。案件としてはオフィスビルやマンションが多いのですが、病院やホテル、山林の評価なども手がけました。

私がご提示した評価額をお客様にご納得いただけるときにやりがいを感じます。自分の考えや意見を素直に出せるのも鑑定士になってよかったところです。繁忙期には残業も多く、正直辛いと感じることもありますが、自分でステップアップしていっているという実感がそれに勝ります。

藤井 梨可さん
大和不動産鑑定株式会社 東京本社 システム評価部 不動産鑑定士
1978年生まれ、岡山県出身。武蔵野女子短期大学生活学部卒業。建設会社に6年弱勤務したあと、2006年10月、大和不動産鑑定(株)に入社。証券化評価部・鑑定部を経て、現在はシステム評価部に所属。2007年不動産鑑定士試験合格。2010年4月、不動産鑑定士登録。

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