「おうちごはん」で節約シリーズも7回目となりました。特売チラシやネット広告を活用して激安食材を買い、お得な見切り品をゲットし、すっかり定番化したPB(プライベートブランド)を使いまわせるようになったはずです。さらに、種類豊富なドレッシングやハーブ入り岩塩、オイスターソース、スイートチリなどプチリッチな調味料にトライして、「おうちごはん」はさらに楽しくなっていることでしょう。
■おうちごはんシリーズ・バックナンバー
さて、ここまできたら「おうち」から1歩、飛び出して、「自家製そとごはん」=お弁当にチャレンジしてみましょう。
お弁当の節約効果は大です。ランチ1食分を仮に800円として、1日おきに週3回、お弁当を持参にするだけでも、1カ月で約1万円の節約になります。「おうちごはん」が習慣になっている人の場合は、冷蔵庫の残りものでおかずを作ればいいので、わざわざ食材を買う必要はありません。むしろ、在庫食材の使いきりに役立ちます。節約効果はお弁当持参の日が増えるほど、大きくなります。1日、800円ずつ小銭貯金しているのと同じ効果があると考えると、やる気がわいてきませんか?
お弁当持参の節約効果はまだあります。弁当でランチをまかなえば、実は、1日1円も使わずに済ませることができるのです。定期があるので通勤にはお金はかかりません。飲み物は水筒持参。仕事が終わったら、寄り道せずにまっすぐ家に帰って、おうちごはん。こうすれば、財布を1日1回も開けずにすみます。特に、給料日前のピンチ時を乗り切りたいときには、お弁当がパワーを発揮するというわけです。
メリットいっぱいのお弁当
お弁当のメリットは、節約効果だけではありません。そのほかにも
- 自分の好きな物を好きな味つけで食べられる。
- 外食よりも野菜をたくさん摂れて、薄味にできるのでヘルシー。
- ごはんの量を自分の食べる分に調節できる。
- 混んでいる店に並んだり、料理が出てくるのを待つ必要がない。
- 時間の無駄がないので、昼休みを有効に使える。
- 天気のいい日に外で食べるとピクニック気分を味わえる。
など、お弁当効果にはいろいろあります。会社の近くに桜の木があったら、その近くで食べれば、ちょっとしたお花見気分が味わえそうです。お弁当にジャストシーズンの今、さあ、お弁当作りをスタートしましょう。
次のページでは、ビギナーでもすぐ始められるお弁当作りのポイントと、今どき男子のリアル弁当を紹介します。