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フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、2008年末に発表した復活「アバルト」の第1弾「アバルト グランデ プント (ABARTH GRANDE PUNTO)」と、第2弾となる「アバルト500 (ABARTH 500)」を東京オートサロンで公開した。

アバルト500

「アバルト500」は、「フィアット500」をベースにしたスポーツモデル。この春から日本での発売を予定しているが、価格などは未定。

スペックも公開されたが、まだ欧州仕様のままで、日本仕様では変更の可能性もある。エンジンはDOHC16バルブの4気筒1,368cc。これにターボを組み合わせ、99kW(135bhp)/5,500rpmを発揮。フィアット500のスポーティモデルと比べて3割以上のアップとなる。トルクは206Nm/3,000rpm(SPORTモード時)。走行性能は、最高速が205km/h、0→100km/h加速は7.9秒。燃費は市街地および過密市街地で約15.4km/Lを記録するという。

トランスミッションは5速マニュアル。サスペンションはスプリングレートが高められ、車高も低くしている。ブレーキは前後ともディスク(フロントはベンチレーテッド)。タイヤはフロントが195/45R16、リヤが205/40R17を装着する。また、電動パワーステアリングも「NORMAL」と「SPORT」が切り換えられる。

「アバルト グランデ プント」も公開されたが、こちらは先の発表のとおり。

アバルト500。ボディが小さいこともあって、ホイールが巨大に見える。フロントグリルにはアバルトのサソリマーク。ルーフエンドにはスポイラー装着。リヤ下部はディフューザー風の処理がされている

アバルト500のインパネ。基本的なデザインはフィアット500と変わらないが、レザーハンドルは迫力がある。エンジンルームは狭い空間にターボチャージャーや補記類がぎっしり。サソリ付きの赤いヘッドかバーが誇らしげ

アバルト グランデ プント。アバルト500よりひとまわり大きく、スマートな仕上がり。こちらもターボチャージャーを装備