人がMTB(マウンテンバイク)に持つイメージはさまざまだが、飛んだり跳ねたり、たまには転んだり……そんなやんちゃなイメージがぴったりのブランドがKONA(コナ)だ。ハードなライディングを満たすモデルが目立つが、街乗りに最適なおしゃれなモデルも数多くラインアップしている。

Humu

草創期のMTBは、ビーチクルーザーを山遊びように改造したものだった。その頃のイメージを具現化したのがHumu(フム、51,450円)。サスペンションもギアもなくシンプルそのものだが、街中をユルく移動するにはこれで十分。上り坂は頑張って漕いでもよし、降りて押すのも、またよし。

1970年代のMTBを彷彿とさせるHumu

Fire Mountain

Fire Mountain(ファイヤマウンテン、69,300円)は、KONAが入門用として用意する定番のモデル。丈夫なアルミフレームに、100mmのストロークを持つロックショックスのフロントサスペンション、そして機械式のディスクブレーキと、装備は充実している。"ディスカウントストアで買ったナンチャッテMTBから卒業したいけど、予算が……"という人も、この価格なら手が出しやすいのでは。

KONAの入門モデル、Fire Mountain

One20

MTBで長い距離を走る「エンデューロ」を意識した、フルサスペンションモデルのOne20シリーズのベーシックグレード、その名もOne20(ワントゥエンティ、157,500円)。名前からも想像できるとおり、120mmという余裕たっぷりなストロークを持つフロントサスペンションを採用。里山ライドやツーリングで使ってもOK。

シリーズのベーシックグレードだが装備は充実しているOne20

Jake

Jake(ジェイク、105,000円)は、冬場に行われる「シクロクロス」というレースのための自転車をベースとして、ビギナーでもツーリングが楽しめるようなパーツ構成としたモデル。気兼ねなく乗れるツーリングマシンや、通勤用としても便利に使える。

シクロクロスがベースだがさまざまなニーズを満たすJake

※価格はすべて希望小売価格、税込。