北大阪急行8000形。車体前面に「POLESTAR」のマークが

「ポールスター」こと北大阪急行電鉄8000形は、大阪市交通局10系・新20系とともに御堂筋線・北大阪急行線の輸送を担う車両だ。デビューから四半世紀以上経過したが、いまだに古さを感じさせないデザインも特徴的。来年春には、後継となる新型車両「POLESTAR II」こと9000形がデビューする予定だという。

車両情報

北大阪急行電鉄 8000形

基本情報

大阪市営地下鉄御堂筋線と相互直通運転を行う北大阪急行電鉄が1986(昭和61)年に導入した車両で、愛称は北極星を意味する「ポールスター」。車体にアルミ合金を用いて軽量化を図り、車体色はアイボリーをベースに赤とマルーンの帯を配した。制御方式にはVVVFインバータ制御を採用。1987年、鉄道友の会ローレル賞を受賞した。

デビュー当初は8両編成だったとのことだが、御堂筋線の延伸や輸送力増強などを経て、現在は10両編成で運行されている。2013年から車内照明のLED化も開始された。