久留里線を走行するオリジナル塗装の普通列車。先頭車はキハ37形で、国鉄時代に5両しか製造されなかったという珍しい車両だ。この車両も新型車両の投入にともない、久留里線での運転を終えることになっている。

列車情報

JR東日本 キハ37形気動車

基本情報

1983(昭和58)年に登場した片側2ドア、オールロングシートのディーゼルカー。試作的要素の強い車両で、量産先行車として5両が製造されたものの、量産車は製造されなかったという。同形式は電化前のJR加古川線などでも活躍したがすでに引退しており、現在は久留里線で使用されるのみ。久留里線の車両はキハ38形とともにオリジナルの塗装が施され、片運転台のため他の車両と組んで運行される。

久留里線では2012年12月1日より、新型車両キハE130形が投入されることに。この日をもって、同路線で活躍してきた旧型気動車は運転終了となる。