前回紹介した京阪電車2600系の前身・2000系は、「スーパーカー」の愛称を持つ高加減速車だったという。高加減速車で思い浮かぶのが、「ジェットカー」または「青胴車」の愛称で、いまも活躍中の阪神電車5000系。後輩にあたる5500系とともに、阪神電車の普通用として運用が組まれている。
車両情報
阪神電気鉄道 5000系
基本情報
阪神電車における普通用の車両で、現在活躍中の5001形・5131形・5331形などからなるグループ。短い駅間を運転するため高加速・高減速の設計で、日本の鉄道では最高水準の加速を誇り、「ジェットカー」の愛称を持つ。ウルトラマリンブルーの車体色にちなみ、「青胴車」とも呼ばれ、特急・急行などに使用される「赤胴車」と区別される。