元国税職員さんきゅう倉田です。

好きな馬券の買い方は「馬券を自動的に購入するソフトを使用して独自の条件設定と計算式に基づいてインターネットを介して長期間にわたり多数回かつ頻繁に個々の馬券の的中に着目しない網羅的な購入」です。

個人事業者として仕事を増やしていくために、何が必要なのかいつも考えています。仕事を依頼する側からすると、たくさん個人事業者がいるから、その中の誰に依頼してもいい。あるいは、誰に依頼するのがよいか分からない場合もある。

そうすると、異業種交流会で知り合ったちょっとした知り合いとか、以前一緒に仕事をした人とか、既存の関係性の中で仕事を頼むことになります。

フリーランスの方々と会って、「どうやってお仕事を得ていますか?」と聞くと、やはり「前に仕事をした人から」「会食で知り合った人から」などとおっしゃいます。

自身の能力や領域が同業他社と差別化できていて、なおかつ知名度があれば、それまでに構築した人間関係に頼らなくとも仕事は来るでしょう。しかし、そうなるまでには時間がかかるし、差別化ができるかは分からない。

自分の好きなことと自分ができることが噛み合って、それが市場の需要に合致した時、初めて仕事を得られるからです。

差別化がない状態で仕事を繰り返しもらうためには、メールを5分以内に返したり、誘われた会食に参加したり、特別に敬意を払ったりなど思いつく範囲で工夫することが必要だと思います。

そういえば、官民ファンドの知り合いは24時間いつでもメールに返信すると言っていました。

「俺たちは、ほんとにしょうもない。何の能力もないのにこんなに高給をもらって、たいしたことしていない。しょうもないって分かっているから、メールだけは24時間すぐに返事をするようにしている。逆にそれができないなら、何ができるのかと疑問に思うね」

学生や主フの方がライティングに参入するようになって、文字当たりの単価が下がっている中、どうやって差別化しているのかライターさんに聞くと、こう言っていました。

「締め切りを守らない人が多い業界だから締め切りをなるべく守るようにしています」

3名のライターさんが同じことを言っていたので、そういう業界なのでしょう。個人的には締め切りは守って当たり前、そこから何ができるかが差別化だと思います。

芸人もみな個人事業者です。人付き合いで得られる仕事もあるし、先輩芸人と親しくなれば食事を振る舞ってもらうこともあります。

先輩に気に入られる芸人の相槌や声の掛け方を聞いていると、自分には真似できない素晴らしい能力を持っているなと感心します。逆に、なんて酷いことを言うのだと怒りを感じることもあります。

そう、怒り。ぼくは今、憤っています。

同期の芸人の先輩に対する返事に憤慨した

芸人20名ほどからなるLINEグループがあります。以前はみんなで集まって食事をすることもありましたが、コロナ禍ですっかりご無沙汰です。

しかし、そのグループで1番の先輩が、2ケ月後に2日間の休みがとれたため、みんなを1泊2日の旅行に招待するとおっしゃいました。

しかも、家族や恋人も連れてきてよいというのです。支払いはすべてその先輩が持ってくれます。スケジュールが合えば40名ほどの大所帯になる可能性もある。それをひとりで負担してくれるなんて、大盤振る舞いも甚だしい。足向けて眠れません。

芸人たちが「行けます」「子どもと行きます」「仕事で行けません」などと返事をする中、ひとりの芸人がこう言いました。

「すみません! めちゃくちゃ行きたいんですけど、ちょっと先の事なので確実に行けるかまだ分からないです~」

彼はアルバイトしかしておらず、芸人としての仕事は何もありません。確実に行けるかまだ分からないはずがない。彼にどんな用事があるというのでしょう。先輩の好意を蔑ろにしてまで優先すべき予定が入るのでしょうか。

ぼくはとても不快に感じました。ぼくこそがしょうもない人間です。そんなことで心が動揺するなんて、大人気ない。修行が足りないと思います。

しかし、上下関係がある相手に対し、配慮のない返事を平気でできる人は個人事業者に向かないと思います。

同業他社が無数にいる環境では、返事一つで仕事を得たり失ったりすることもあるからです。

一挙手一投足に留意して、仕事をしなければいけないなと感じました。

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