お笑い芸人・おほしんたろうさんが描く“オフィス”をテーマにした1コマ漫画。あなたのオフィスにいるかもしれない人、あなたのオフィスで起こっているかもしれない出来事などをお届けします。


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一説によると、仕事に対して意識の高い人間は、横文字のビジネス用語を使いたがる傾向にあるという。

「エビデンスとっといてね」
「若干スケジュールがタイトですね」
「来週中にフィックスで」

など、多様なカタカナ語を使いこなし、仕事のできる自分をアピールするのだ。

この場合、用いる言葉は、周囲の人間が普段使わないものであればあるほど良い。

希少性が高いほど、より効果的に自らの意識の高さをアピールできるのだ。

中には希少性を追い求めるあまり、この世に存在しない言葉を会話に盛り込む猛者もいるという。

著者プロフィール: おほしんたろう

1985年佐賀県生まれ。お笑い芸人。ワタナベエンターテインメント所属。2014年からTwitterにイラストネタをアップし、話題を集め、漫画家としても活躍中。NHK『ケータイ大喜利』レジェンド、『週刊ファミ通』はがき職人「塩味電気」としても知られる。サガテレビ『かちかちPress』にレギュラー出演中。著書に『おほまんが』(KADOKAWA)、『学校と先生』(ナナロク社)。7月12日に『おほまんが しお味』(KADOKAWA)を発売。