暑くてもどうしても味噌系の麺が食べたい!そんな日には、恵比寿にある人気の「味噌らーめん柿田川ひばり」がおすすめです。なぜかというと……第22回TRY(東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー)の新人部門で優秀賞を受賞したお店だからです。

ちなみに、TRYはラーメン好きにはなくてはならないランキングで、ラーメンに関しては食べログよりTRYをチェックしているラーメン好きも多いのです。

「柿田川ひばり」は、東京で生まれた味噌ラーメン「ど・みそ」の暖簾分け店

  • 店内入り口

味噌ラーメン「ど・みそ」と聞くと、ラーメン好きでなくても知ってる方が多いのでは?それもそのはず、いまや10店舗ほど店舗を拡大している東京発祥の味噌ラーメンの巨大勢力。そんな「ど・みそ」で働いていた方が営むお店が「味噌らーめん柿田川ひばり」。「ど・みそ」のDNAが入った「味噌らーめん柿田川ひばり」の味噌ラーメンに期待大です。

恵比寿から西口から徒歩3分くらい大通りを歩きます。奥まったところに店舗があるので、分かりにくいですが既に先客が10名ほど。暑い中、みんな並んでる!建物の中で並ぶので、日に焼けることはなさそうです。

王道の「特製味噌らーめん」を食べるか、それとも人気の「昆布水の味噌つけ麺」を食べるか究極に迷いましたが、やはりここは、王道の味を食べてみたい!ということで「特製みそらーめん」をチョイス。ちなみに「昆布水の味噌つけ麺」もかなり人気みたいです。

とにかくこだわりのつまっている「柿田川ひばり」の「特製味噌らーめん」

  • 特製味噌らーめん(1,100円)

濃厚そうなビジュアル。最高ですね。背脂も入っています。(背脂苦手な人は、背脂抜きにも変更可能)ちなみに、特製ではない「味噌らーめん」は卵が入ってないみたいです。チャーシューはレア、スープに浸すのもありですね。もやしは食べやすいように半分にカットされてます。

まずはスープをひと口。ううううまああああいいいい!!

味噌の塩味と背脂の甘みのバランスが絶妙で、最初味が濃いと思っても口の中で、味が広がります!

味噌ダレは厳選した五種類の生味噌をブレンド。そして、生味噌の風味を活かすために、味噌ダレに火入れをしない技法で作っているそう。味噌だけでなく、豚と鶏をベースに魚介と香味野菜も使ってスープを仕上げているそうです。背脂と5種の味噌を使用しているところは「ど・みそ」のDNAが受け継がれていると思うポイントです。

お次は麺。麺リフトしますよ。中太縮れ麺、ずっしりとしてて、弾力感があって、麺リフトのやりがいがあります。

実は店に入った瞬間に製麵所が「浅草開化楼」だと分かり、テンション上がっていたのです。浅草開化楼は、数多くの超人気店の麺も作っていたりとブランド力が凄まじい製麺所です。最近はパスタの開発も積極的だそうです。

「柿田川ひばり」の浅草開化楼の特注麺は、小麦本来の風味が豊かで、コシがあります。縮れ麺なので、スープが麺にいい感じに絡むのです。最高です、これは。 ちなみに「ど・みそ」も浅草開化楼の麺を使用しているそう。やはり、暖簾分けして「ど・みそ」のDNAがしっかり入っている!

  • 入口から見えた浅草開化楼の文字

店の居心地はとてもよく、カウンターとテーブル席、両方ともあります。テーブル席には、「カフェと同じような感じで長居しちゃう」と話していた大学生もいました。確かに、店の雰囲気は落ち着いていてて、長居しそうになりますが……並んでいる人がたくさんいるのでラーメン屋での長居はダメ、絶対。

とにかく味わい深い「柿田川ひばり」の「特製味噌らーめん」。TRYの優秀賞に選出されているのも納得です。そして並んでも食べたいラーメンというのも納得です。

次回は、人気の「昆布水のつけ麺」を食べてみよう!こちらも絶対間違いないつけ麺だと食べる前から確信しています。つけ麺は流行りの昆布水つけ麺。味噌のつけ汁との相性が気になります。考えるだけで、おなかすいてしまった……