Xで累計約4000万ビュー! “ただそこにいるだけで”出会った人を、時には幸せにし、時には決断を後押しし、時には物言わずとも励ましてくれる。そんな「ププ」と人々が織りなすストーリー。
著者・吉本ユータヌキさんがかつて出会った捨て猫をモデルにした『まるねこププと』(扶桑社)より、一部を抜粋してご紹介します。
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つづく――
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『まるねこププと』(吉本ユータヌキ/扶桑社)
2023年に刊行された『あした死のうと思ってたのに』。同作品に収録された「ただそこにいただけで」から広がる、まんまるな猫「ププ」の物語。
モデルになったのは、著者である吉本氏が通りがかった公園にいた、目から血を流したボロボロの捨て猫。あまりの有り様に不憫に思った吉本氏は、持っていたオヤツをその猫に与え、家に連れ帰りました。病院に連れて行くと、獣医は「半年も持たないかもしれない」と告げました。しかし、手厚い世話のおかげで見事に回復し、7年間も生き続けてくれて、吉本夫妻にたくさんの幸せを与えてくれました。
「ただそこにいるだけで」、出会った人を、時には幸せにし、時には決断を後押しし、時には物言わずとも励ましてくれる。そんな「ププ」と人々が織りなすストーリーです。
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