今回は、酒場で出会った革命的おつまみを紹介するシリーズ。
板橋区の大山という街で小一時間の空きがあり、どこかサクッと飲めそうな店を探してふらふらと歩いていました。すると、駅から徒歩3分ほどの裏道に「居酒屋食堂のらりくらり」というお店を発見。ガラス製の大きな入り口から、店内のカウンター席で宿題をやっているお子さんらしき小学生の姿が見え、その気取らない雰囲気が決め手となって入ってみることに。
実はこのあと友達と落ち合って本格的に飲み歩く予定があるので、つまみはごく軽いものにしておきたいところ。日替わりメニューから「ホタルイカ沖漬け」(税込550円)を注文。お酒は「タコハイ」(430円)で始めましょう。
すぐにやってきたホタルイカがぷりぷりと大ぶりで、漬け加減もばっちり。これは2杯目以降に日本酒か焼酎を合わせるべきかなと思い、食べるのはゆっくりにしておきましょう。ならば、なにか他のおつまみももう1品くらい頼んでみようかな。
■まさかのインパクトメニュー
そこで目についたのが、グランドメニューとは別にある、手書きのおすすめメニュー。どうやら、玉ねぎと豚のタンすじを使った料理が自慢で、それぞれに数種類ずつあるようです。玉ねぎ、大好物なので、ピザ風を頼んでみようかな。
すると、しばらくしてやってきたそれが、かなりインパクトのある一品だったのでした。
想像していたのは、輪切りの玉ねぎ2枚くらいにチーズをのせて焼いたような、ちょっとしたおつまみ。ところが現物は、かなり大きめの玉ねぎが丸々1個どーん! 等間隔に切れ目を入れて少し開き、そこにたっぷりのチーズ、ベーコン、ピーマン、ピザソース。皮つきのまま香ばしく焼かれています。これはなかなかの大物だぞ……。
フォークとナイフを使って広げてみると、そこからチーズがとろ〜り。玉ねぎはほくほくとろとろで甘く、味わいはまさにピザ。シンプルだけど、これはとっても良いおつまみですね。
しかしながら、想定と比べてボリュームがありすぎます。こんな量の玉ねぎ、なかなかひとりじめする機会はないですよ。そこでまたまた方針を変更。おかわりに巨大サイズの「メガ玉露茶ハイ」(650円)を注文し、ぐびぐびやりながら、無心で玉ねぎをやっつけていくことに。
このあとに飲みにいくことを考えると、もうすでに飲み食いしすぎています。今回は日本酒および焼酎は断念し、ホタルイカも玉露ハイのつまみで平らげて、ごちそうさまでした。
これからしばらくの間、柔らかい新玉ねぎも出回るので、それでまねしてみても良さそうな、良いレシピとの出会いでした。
家飲み用ヒント
家にオーブン、グリル、トースターなどがある方は、同じ食材をじっくり焼いてあげれば良いでしょう。焼き加減は様子を見ながら。
もっと気軽に作りたい場合は、玉ねぎの大きさやレンジの性能にもよりますが、切れ目を入れた丸ごとの玉ねぎに具材をのせて耐熱皿に。ふわりとラップをかけて600wで5分ほどレンチンすればお手軽に再現可能。もうひと手間凝りたければ、ベーコンやピーマンはフライパンで炒めてあとのせすると、香ばしさもプラスされそうです。




