過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「忘れられない初担当編集さん(1)」です。

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この人の話は、どこかでできればと思っていました。

自分が仕事上で出会った、ほぼ唯一の「かなり困った人」だからです。

当時はかなり困りましたし、今でもふと、最初の担当さんがこの人でなければ、自分の作家人生は大きく変わっていたかもしれないと思うことがあります。

繰り返し、自分はどうすればよかったのか考え続けたことが、今の自分の考え方にも影響を及ぼしているように思います。

私怨交じりになるかもしれませんが、何回かおつきあいいただければと思います。