過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「鈍感力」です。

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私はそもそも「他人に無関心すぎる」と言われることが多かったです。

自分ではそんなつもりはないのですが、基本的な性格が面倒くさがりなので、興味がないものにまで精神的な労力を割けないのだと思います。

日本社会で働くには、こういった「気がつかない」性格はどちらかというとマイナス評価だと思います。「気が利かない」ということですから。

しかし、自分を守るという点では、長所にもなります。

気がついてしまう人、気が利く人には難しいことかもしれませんが、心が疲れてると感じたら、敢えて「鈍感な人」になってみるのも良いと思います。

意外と、そんなに悪いことにはなりません。