過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「人は大事に」です。
最近、こういった種類のことではないですが、「あなたの優先順位は低い」とはっきりレッテルづけられるような、かなり悔しいことがあり、社長のこの話を思い出していました。
仕事をしていれば、誰でも悔しいことにぶちあたることがあると思いますが、中でも、自分の立場が弱いとき、地位や知名度が低いときに、粗末に扱われた記憶というのは、本当に消えないものだと思います。
また、自分についても、忙しいときや、自分のことでいっぱいいっぱいのときは、周囲への礼儀や配慮が欠けることがあると思うので、自分も人に対してそういったことのないよう、気を引き締めたいと思いました。
ちなみに、社長は、自社が大企業と言える規模になり、問題の企業と何十億の取引をするようになった後も、ずっとその企業が嫌いでした。