過労自殺しかけた経験を描いた書籍「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由」の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「『謎の罪悪感』に打ち克つ」です。

  • 漫画連載「会社につぶされないために」のワンシーン
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楽しめそうなことは楽しみましょう

前回、「心が傷を受けたら、すぐにお薬(気分転換やストレス発散)を」というお話をしました。しかし、自分のミスが原因のときや、ショックが大きすぎるとき、災害など自分だけでなく多くの人が傷ついたときは、「気分転換することや楽しむことに罪悪感を持ってしまう」場合もあると思います。

私もショックなことがあったとき、やはりこの状態に陥りました。元気を出さなければならないと思っているのに、心のどこかで「自分は楽しんではいけない」と「楽しむ心」を自分で押さえつけて、沈めてしまうのです。

「心のパワハラ上司を追い出せ」の回でも描いたとおり、自分で自分を追い詰めても、心が悪い方向へ向かうばかりです。自分でそのことに気がついてからは、かなり意識して「押さえつけてくる自分」を無視し、楽しめそうなことは楽しむように心がけていました。

もちろん、つらいときに無理に元気になろうとする必要はないと思います。でも、心が自然に上を向こうとしてきたときにも、押さえつけようとしている自分に気がついたら、「自分は今、楽しんでもいいんだ」と、強めに自分に言い聞かせるとよいと思います。

筆者プロフィール: 汐街コナ

イラストエッセイを手掛けるイラストレーター。ゆるいオタク。 エッセイ「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由」を2017年4月に上梓。ツイッターは@sodium。