ときおりネットを賑わせる「おじさんビジネス用語」を抽出し、20代~40代のビジネスパーソンを対象にアンケートを実施しました。言葉の意味や、巷での使われ方の実態をご紹介します!

「ポンチ絵」は、20代の38.7%、30代の31.6%、40代の32.0%が「知らない・使ったことがない」と回答。どの年代も3割以上が知らないという結果となり、現役ビジネスパーソンにはあまり通じないビジネス用語のようです。

「ポンチ絵」の意味は?

「ポンチ絵」はもともと、【明治時代に描かれた西洋風の風刺画や漫画】のこと。そこから派生して、「正式なものではない図面や構想図、あるいは資料に添える図表のこと」「今日では、『理解を促すために用意される非公式の図説資料』を俗に『ポンチ絵』と呼ぶ場合がある」と、インターネット上の辞書「実用日本語表現辞典」では解説しています。

「ポンチ絵」の使われ方

「ポンチ絵用意しといて」(30代/官公庁)
「ポンチ絵にまとめといて」(30代/教育)
「簡略図を指してポンチ絵と言ったりする」(20代/医療・福祉・介護サービス)

建築関係では「パース」(完成予想図)より簡略に書いた概略図や絵のこと、編集関連ではレイアウトの下書きや下絵を指すようです。「企画書にポンチ絵入れて」と言われたら、まずは「何かしらの図表やイラストをいれろってことだな」と理解するとよさそうです。

※2022年9月にマイナビニュース会員を対象にWEBアンケート。有効回答数294件(20代:93名、30代:98名、40代:103名)

ほかの「おじさんビジネス用語」もチェック